パリ2024オリンピック競技大会

サッカー女子日本代表、W杯優勝のスペイン代表に逆転負け…パリ2024初戦黒星

執筆者 WATANABE Fumishige/渡辺 文重
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TANAKA Mina

写真: Getty Images

サッカー女子日本代表・なでしこジャパンは現地時間7月25日、フランス西部ナントのスタッド・ドゥ・ラ・ボージョワールでパリ2024オリンピック初戦に臨んだ。対戦相手は、FIFA(国際サッカー連盟)女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023優勝のスペイン代表。日本はW杯でスペインと対戦しており、この時は日本が4-0で勝利を収めている。

オリンピック初戦、池田太監督が選んだスターティングメンバーは以下の通り。

  • GK 1 山下 杏也加
  • DF 2 清水 梨紗
  • DF 3 南 萌華
  • DF 4 熊谷 紗希
  • DF 6 古賀 塔子
  • MF 7 宮澤 ひなた
  • MF 8 清家 貴子
  • MF 10 長野 風花
  • MF 14 長谷川 唯
  • MF 15 藤野 あおば
  • FW 11 田中 美南

W杯スペイン戦で1得点の田中が最前線、同2得点の宮澤が中盤の前めで攻撃をけん引。右ウイングバック(WB)に清水、左WBに清家を配置し、キャプテンの熊谷が3バックの中央からディフェンスラインを統率する。前半は日本ボールでキックオフ。2分、田中からのスルーパスに反応した藤野が抜け出して左足でシュートを放つも、相手GKの好セーブに遭う。

細かいパスをつないでボール保持率を上げるスペインに対し、日本は局面に応じて4バックを併用。日本は11分、相手守備の連係ミスを突き、ペナルティエリアの外側でファウルを受ける。このチャンスで藤野が直接フリーキック(FK)を沈め、13分、日本が先制する。

写真: Getty Images

スペインは22分、2023年の女子バロンドールとザ・ベストFIFA女子最優秀選手賞に輝いたMFアイタナ・ボンマティが、日本のペナルティエリア内で個人技を披露。右足シュートでゴールネットを揺らす。このゴールをキッカケにスペインが主導権を握り、日本は耐える時間帯が続く。日本はGK山下を中心に失点を防ぎ、1-1で前半を終える。

日本は後半開始から清家を下げ、FW浜野まいかを投入する。日本は流れを変えたいが、スペインの攻撃に押し込まれる展開となる。日本は50分、中盤でFKを獲得すると、ロングボールからチャンスを作って浜野がシュート。これは相手GKにキャッチされる。

ボールを保持するスペインの攻撃に、日本が粘り強く対応する。この構図を崩せないまま、時間が経過。65分、清水が転倒。清水は立ち上がれず、担架でピッチを去る。池田監督はDF高橋はなを投入。日本は5バックで守備を固めるも、74分、FWマリオナ・カルデンテイに逆転ゴールを決められる。

日本は80分に田中を下げて千葉玲海菜、90分に古賀を下げてDF守屋都弥を投入。しかしボールを保持するスペインから主導権を奪えず、オリンピック初戦は1-2で黒星発進となった。

熊谷は試合後、フラッシュインタビューで以下のように語った。

「勝ち点を落としたことは残念ですが、中2日で次の試合(ブラジル代表戦)が始まります。落ち込んでいる暇はないので、次に向けていい準備をしていきたいと思います。(後半改善した部分は)前半は相手のインサイドハーフに対して出ていけなかったので、後半は自分たちの形を変えて出やすくしました。悔やんでいる暇はないので、次の試合で勝ち点を取りにいきたい。そして一次ラウンド突破に向けて自分たちのできることを全てやるだと思っています」

日本の第2戦は28日、パリでブラジル代表と対戦する。

スペイン 対 日本 結果

■グループステージ

■決勝トーナメント

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