パリ2024で実施される、テコンドーの階級
執筆者 Marta Martín1 分|
パリ2024のテコンドー競技で実施される重量階級を確認しよう! ここではテコンドーの8階級を紹介する。
テコンドーは、オリンピックデビュー以来、大きな変更点は加えられておらず、パリ2024でも同じことが言えるだろう。
完全な男女平等を目指す国際オリンピック委員会(IOC)の目標に沿い、テコンドーの男女のカテゴリー数は男女同数となっている。シドニー2000で8つのメダル種目(女子4、男子4)が初めて採用され、それ以降の大会で種目数に変更はない。
テコンドーの重量階級とパリ2024の展望をまとめた。
パリ2024で実施されるテコンドーの階級
テコンドー男子の階級
- 58kg級
- 68kg級
- 80kg級
- 80kg超級
テコンドー女子の階級
- 49kg級
- 57kg級
- 67kg級
- 67kg超級
テコンドーでは各階級ごとに4つのメダルが授与される(金メダル、銀メダル、銅メダル2つ)。
東京2020のテコンドーを振り返る
テコンドーでは、金メダリスト8人のうち、ロンドン2012で金メダルを獲得したセルビアの**ミリカ・マンディッチ**を除く7選手が初めてオリンピックでタイトルを獲得した。
中でも、**アナスタシヤ・ゾロティック**は当時18歳で女子57kg級を制し、テコンドーのスター選手として名乗りをあげた。さらに彼女は、アメリカ合衆国初のオリンピックテコンドー金メダリストとなった。
また男子68kg級決勝でウズベキスタンの**ウルグベク・ラシトフが英国のブラッドリー・シンデンにラスト8秒で勝利し、女子49kg級決勝ではタイのパニパク・ウォンパタナッキがスペインのアドリアナ・セレソ イグレシアス**にラスト7秒で勝利するなど、手に汗握る試合が繰り広げられた。
パリ2024でも多くのチャンピオンが誕生することだろう。
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