【パリ2024パラリンピック6日目】パラ卓球の和田なつき、古川佳奈美がメダル確定!鈴木孝幸が大会3個目のメダル!
パリ2024パラリンピックが競技6日目を迎えた9月3日、パラ水泳の鈴木孝幸が大会3個目のメダルとなる銅メダルを獲得したほか、パラ卓球では女子シングルスの和田なつき、古川佳奈美が準々決勝に挑み、戦いを制して準決勝進出を決めた。
またボッチャではペアおよび団体戦の予選ラウンドが始まり、混合団体の日本代表は2試合に挑み2勝。準々決勝に駒を進めた。
大会6日目の試合結果・ハイライトをまとめた。
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和田なつき、古川佳奈美がパラ卓球でそれぞれ準決勝へ!パラリンピック6日目ハイライト
現地時間20:15に始まったパラ卓球女子シングルス(WS11)準々決勝で、パラリンピック初出場の21歳、和田なつきがブラジルのエヴェリン・サントスと対戦しストレート勝ちをおさめて準決勝進出を果たした。また同種目には2大会連続のパラリンピックとなる古川佳奈美も出場。古川はリオ2016の金メダリストナタリア・コスミナ(ウクライナ)と対戦し3-1で勝利。準決勝進出を果たした。
同種目は3位決定戦が行われないため、両選手のメダルが確定。9月5日に予定されている準決勝で、和田は初出場のエブル・エイサー(トルコ)、古川はエレーナ・プロコフェワ(中立選手)と対戦する。
和田は2003年生まれ、大阪府出身の21歳。中学生のときに知的障がいがあることが判明した和田は、ダイエット目的で中学3年生で競技を始め、2023年10月のアジアパラ競技大会で優勝し、パラリンピック出場枠を掴みとった。金メダルを目標に掲げており、あと2歩でその目標に辿り着く。
一方の古川は1997年生まれ、福岡県出身の27歳。和田と同様、知的障がいのある古川は中学で卓球部に入部し、技を磨いてきた。世界ランキングでは2位に立つ古川は、東京2020で経験した予選敗退という悔しさをパリの舞台にぶつける。
日本代表メダル獲得選手、パラリンピック6日目
パラ水泳
- 鈴木孝幸、男子200m自由形…銅メダル🥉
そのほか9月3日の主な結果、パリ2024パラリンピック
パラ水泳では、レジェンド鈴木孝幸が今大会3つ目の種目となった男子200m自由形で銅メダルを獲得。大会3つ目のメダル、パラリンピック通算13個目のメダルを獲得した。
ボッチャの混合団体では女子個人で銅メダルを獲得した遠藤裕美、団体戦で2大会連続のメダル獲得に貢献している廣瀬隆喜、同じく杉村英孝のメンバーで挑み、初戦でチュジニア代表と対戦し11-1、2戦目で大韓民国代表を5-3で下してグループ首位で準々決勝進出を決めた。杉村は東京2020の個人戦で金メダルを獲得したものの、今大会ではメダルなしに終わり、この団体戦でさらなる活躍に期待がかかる。
また、ゴールボール女子の準々決勝が行われ予選ラウンドで3連勝を飾っていた東京2020銅メダルの日本代表チームが、ブラジル代表チームに0-2で敗れ、準決勝進出はならなかった。
9月3日のすべて試合結果はこちら。
パリ2024パラリンピック、競技日程・スケジュール
パリ2024パラリンピックの全競技日程は、こちらで確認可能。
パリ2024パラリンピック、放送予定・ライブ配信情報
日本ではNHK、JCOMなどで、中継、ライブ・ハイライト・アーカイブ配信が予定されている。また、パラリンピックYouTubeチャンネル、国際パラリンピック委員会ウェブサイト、Olympics.comで配信される(一部見られない地域もある)。
パリ2024パラリンピック、毎日のハイライト
8月29日 競技1日目|8月30日 競技2日目|8月31日 競技3日目|9月1日 競技4日目|9月2日 競技5日目|9月3日 競技6日目