【パリ2024大会7日目】フェンシング男子エペ団体、バドミントン渡辺勇大&東野有紗ペア2大会連続メダル！

パリ2024オリンピック大会7日目を迎えた8月2日は、1日ですべてが決まるトランポリンをはじめ、23種目で金メダリストが決定した。

開催国のフランスで最も注目を集める競技のひとつとなったのが、柔道男子100kg超級決勝戦だ。フランス柔道界のスター、テディ・リネールが史上初となる4大会・4つ目の金メダル（個人3、団体1）を獲得し会場を盛り上げた。日本からは同階級にオリンピック金メダリストの斉藤仁（ひとし）さんを父に持つ、斉藤立（たつる）が3位決定戦で銅メダル獲得に挑んだが、アリシェル・ユスポフ（ウズベキスタン）に一本を取られ、メダルを逃した。

競泳の会場、ラ・デファンス・アリーナでも、地元フランスのサポーターの大歓声が鳴り響いた。男子200m個人メドレー決勝でレオン・マルシャン（フランス）がオリンピックレコードとなるタイム1分54秒06でフィニッシュし、今大会4冠を達成。瀬戸大也は、400メートル個人メドレーに続き、200ｍでも7位入賞（1分57秒21）となった。

大会7日目（8月2日）の出来事を振り返ってみよう。

パリ2024オリンピックの注目競技・注目選手［日付別］

パリ2024最高の瞬間 | 無料のオリンピックメンバーシップで、パリ2024オリンピックのリプレイ、ハイライト、オリンピックチャンネルのオリジナルドキュメンタリーを視聴しよう。📺🥇

AKATSUKI JAPAN、ブラジル代表に84-102黒星｜パリ2024・バスケットボール男子

写真： 2024 Getty Images

パリ2024大会7日目、8月2日のハイライト

バドミントン：わたがしペアが2大会連続の銅メダル！

現地時間8月1日の準決勝で、東京2020銀メダリストで世界ランキング1位の中華人民共和国ペア（ジェン・シーウェイ＝鄭思維／ファン・ヤーチョン＝黄雅瓊）に敗れた日本代表の「わたがし」こと渡辺勇大／東野有紗ペア（世界5位）は、8月2日、オリンピック銅メダルをかけて大韓民国ペア（ソ・スンジェ／チェ・ユジョン、世界2位）と対戦。ゲームカウント2対0のストレート勝利で、2大会連続のオリンピック銅メダルを手にした。

試合後は、「まずはほっとしています。本当しんどかったですけど、先輩が声をかけ続けてくれました」と渡辺が振り返ると、東野は「（決勝進出を逃し）切り替えが難しかったんですけど、2人で楽しんで頑張ろうっていう風に話し合えて、すごく試合も楽しく臨むことができました」と答えた。3年前と同じ色のオリンピックメダルとなった結果については、「確実に成長してきた3年間だったと思うし、オリンピックを通して自信を持ってプレーできたと思います」と渡辺が語ると、「お互いに成長できた3年間でしたし、金メダルを求めてここまでやってきましたけど…銅メダルが取れてほっとしています」と東野が続けた。

東野がラリーで粘るプレーが光る試合だったが、「（そのプレーを準決勝の）昨日出したかったです」と悔しげに答えると、「気持ちで負けない。絶対に自分のところに飛んでくるっていう意識で今日はできた」と、自身のプレーを評価した。有観客での初のオリンピックについては、「すごく背中を押されました。応援していただいた方々に、少しでも恩返しがプレーで出来ようにって思ってるので、そういう意味では3位決定戦勝って終われて良かったです（渡辺）」。「今回お互いの両親も来てくれて、会場に一番くらいの声を出して、本当にその応援が力になりました（東野）」と、語った。

試合結果を詳しく読む。

バドミントン・渡辺勇大&東野有紗ペア「自信を持って楽しんで」

フェンシング：男子エペ団体は激闘の末、銀メダル！

東京2020で金メダルを手にした「エペジーン」の愛称で親しまれるフェンシング男子エペ団体は、2連覇を目指して決勝でハンガリー代表と戦い、オーバータイムの熾烈な戦いの末、25対26で銀メダルとなった。7月28日にエペ個人で日本史上初の個人種目金メダルを獲得した加納虹輝（こうき）と、山田優（まさる）、古俣聖（こまた・あきら）、リザーブ見延和靖（みのべ・かずやす）の布陣で挑んだエペジーンは、同種目で2大会連続オリンピックメダルを獲得し、日本フェンシング界の歴史にその名を刻んだ。

試合結果を詳しく読む。

このほか団体競技では、AKATSUKI JAPAN・バスケットボール男子日本代表が、八村塁が左腓腹筋の負傷と診断され、予選ラウンド最終戦前にチームを離脱する中、ブラジル代表と対戦。最後まで日本のバスケを貫くも、84-102で黒星となり、3連敗でオリンピックの戦いを終えた。

バレーボール男子は、アメリカ合衆国に1対3（16-25, 18-25, 25-18, 19-25）で敗北するも、準々決勝進出を決めた。準々決勝は現地時間8月5日に開催される。

また、サッカー男子の決勝トーナメントでは、日本がスペインに0対3で敗れ準々決勝敗退。2大会連続のベスト4進出はならなかった。

パリ2024大会7日目に入賞した日本代表選手の結果

フェンシング・男子エペ団体

日本代表チーム（加納虹輝、山田優、古俣聖、見延和靖）…銀メダル🥈

バドミントン

渡辺勇大／東野有紗ペア…銅メダル🥉

関連記事

メダル獲得日本代表選手一覧／パリ2024オリンピック

パリ2024大会7日目のベストショット集

パリ2024大会7日目の結果ハイライト

パリ2024日付別ハイライト

【開会式／7月26日】、【1日目／7月27日】、【2日目／7月28日】、【3日目／7月29日】、【4日目／7月30日】、【5日目／7月31日）、【6日目／8月1日】

パリ2024のTV放送、ライブ配信情報

パリ2024オリンピックでは、これまで複数存在していたオリンピック中継の民放配信サービスが一本化され、TVerでほぼ全競技（※1）のライブ配信（※2）が行われる。

大会の模様は、Olympics.comや公式オリンピック・アプリで最新情報が入手できるほか、大会期間中は、ライブブログで大会にまつわる驚きや感動、笑顔や栄光の瞬間をお届けする。

※1 NHKの地上波放送競技の一部を除く。※2 一部の地上波同時ライブ配信はTVerテレビアプリで視聴できない。また、Chromecastではオリンピック特設ページを視聴できない。