【パリ2024大会6日目ハイライト】日本女子初の快挙！女子フルーレ団体銅メダル

パリ2024オリンピック大会6日目を迎えた8月1日は、陸上競技、ゴルフ、BMXレーシングが始まった。陸上競技の第1レースとなった男子20km競歩は、朝方の雷雨の影響で当初より遅れて朝8時からスタートし、池田向希が1時間19分41秒で7位、古賀友太が1時間19分50秒で8位入賞を果たした。

テニス女子シングルス準決勝では大波乱がおき、会場を沸かせた。中華人民共和国の21歳ジェン・チンウェンが、世界ランキング1位のポーランド代表イガ・シフィオンテクを破り、決勝に進出。中国代表選手で初のオリンピックテニス決勝へ進出の快挙となった。

体操女子個人総合では、団体戦で金メダルを獲得していたアメリカ合衆国のエース、27歳のシモーネ・バイルズが跳馬とゆかで15点台を叩き出し、堂々の優勝。個人総合、団体、種目別を合わせて9個目のオリンピックメダル（金6、銀1、銅2）を獲得した。チームメイトで東京2020個人総合金メダルの21歳、スニサ・リーは銅メダルを獲得し、共に表彰台に立った。銀メダルには、レベッカ・アンドラーデ（ブラジル）が輝いた。

大会6日目（8月1日）の出来事を振り返ってみよう。

パリ2024オリンピックの注目競技・注目選手［日付別］

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パリ2024大会6日目、8月1日のハイライト

フェンシング：日本女子初の快挙！女子フルーレ団体で銅メダル

フェンシング界に、新たな歴史が刻まれた。女子フルーレ団体に出場した東晟良（あずま・せら）、上野優佳（ゆうか）、宮脇花綸（かりん）、リザーブの菊池小巻（こまき）が3位決定戦で、世界ランキング6位のカナダと対戦。第3試合まで10対10と互角の戦いを演じると、その後は日本がリードし、一時は上野が14-19の5点差まで広げる。その後追い上げられるも1点差で逃げ切り、念願のオリンピックメダルを獲得した。

フェンシングでは、これまでに太田雄貴による北京2008フルーレ個人の銀、ロンドン2012のフルーレ団体銀、東京2020エペ団体金、そして、パリ2024で加納虹輝のエペ個人金メダルを獲得してきたが、女子選手によるメダル獲得は初めてとなる。また、1大会の複数メダル獲得は史上初の快挙となった。

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また、ホッケー女子日本代表は本日行われた試合で、ロンドン2012以来12年ぶりにオリンピックで白星を上げた。地元フランス代表を相手に1-0で勝利した日本。次の試合は、8月2日（日本時間17:30）の予選ラウンド最終戦、オランダと対戦する。

柔道男子100kg級の東京2020王者ウルフ・アロンは、準々決勝でイリア・スラマニゼ（ジョージア）に技ありでリードされると、その後反撃ならず、敗者復活戦に回った。敗者復活戦ではニコロス・シェラザディシビリ（スペイン）にゴールデンスコアの末に敗れ、2大会連続のオリンピックメダルを獲得を逃した。「（パリ2024を）柔道人生の集大成にしたかったので、心残りはある」とするも、「結果を残すことはできなかったが、この舞台（オリンピック）に戻ってこれてよかった」と涙ながらに語った。

競泳では、オリンピック3大会連続出場の瀬戸大也が、男子200m個人メドレー準決勝で全体5位で翌日（日本時間8月3日3時43分）の決勝進出を決めた。瀬戸と同組に出場した今大会で既に3冠のフランス代表、レオン・マルシャンも首位通過している。トビウオジャパン最年長33歳でロンドン2012で3つのメダルを手にした鈴木聡美は、女子200m平泳ぎでメダルにあと一歩届かず、4位入賞となった。