【パリ2024大会13日目】藤波朱理が有言実行の金メダル！男子4×100mリレーは決勝進出！
パリ2024オリンピック大会13日目を迎えた8月8日は、26の種目でメダリストが誕生した。
陸上競技では、4×100mリレー予選で男女ともに最速タイムを叩き出したアメリカ合衆国代表チームが決勝進出を果たし男女それぞれで金メダルを狙う。日本代表は、サニブラウン・アブデル・ハキーム、栁田大輝、桐生祥秀、上山紘輝のオーダーで予選に挑み、38秒06のタイムを記録し予選全体4位で決勝進出を決めた。リオ2016で成し遂げた悲願のメダル獲得をパリの地で再現すべく、世界に挑む。男子110mハードルでは、日本人で初めて決勝進出を果たした村竹ラシッドが、準決勝を上回るタイム13秒21で5位入賞を成し遂げた。
女子1500m準決勝では、2組に田中希実が出場。東京2020で樹立した日本記録の3分59秒19に迫るシーズンベストの3分59秒70を記録したが、11位で決勝進出を逃した。
東京2020から新種目として採用され人気を博しているスポーツクライミングでは、8月6日のボルダー＆リード複合の女子準決勝ボルダーに続き、リードが行われ、20歳の大学生アスリート森秋彩（あい）が、世界最強クライマーと呼ばれるヤンヤ・ガンブレット（スロベニア）と同得点でリード1位の96.1点をマークし、全体4位で決勝進出を決めた。東京2020銀メダリストの野中生萌（みほう）は、決勝進出ラインの8位に惜しくも0.8点差で届かず、準決勝敗退となった。女子決勝は8月10日に行われる。
マルセイユ・マリーナでは、セーリングの男女混合ディンギー470級のメダルレースが行われ、岡田奎樹＆吉岡美帆が銀メダルを獲得。日本勢がセーリングでメダルを獲得するのはアテネ2004以来で、20年ぶりの快挙となった。
大会13日目（8月8日）の出来事を振り返ってみよう。
パリ2024大会13日目、8月8日のハイライト
レスリング：藤波朱理が有言実行の金メダル！
レスリング界が誇る20歳の最強レスラー藤波朱理（ふじなみ・あかり）が、初出場のオリンピックで、中学2年生のころから積み重ねてきた公式戦連勝記録を137勝に伸ばし、女子53kg級で念願の金メダルを手にした。決勝でエクアドル代表の23歳、ルシア・ヤミレト・ジェペス・グスマンを相手に10対0のテクニカルスペリオリティで圧勝。勝利後には、二人三脚でここまで歩んできた父でコーチの俊一さんに抱きつき金メダルの喜びを爆発させ、国旗を手にウィニングランをして感動を分かち合った。「霊長類最強女子」の異名を持つレスリング元代表の吉田沙保里さんが達成したオリンピック3連覇の記録に向けて、まずは1勝を挙げ一歩前進した藤波。さらなる記録更新が期待される彼女の今後のオリンピックの挑戦に、大きな期待が寄せられる。
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団体競技では…
バスケットボール界のスーパースターレブロン・ジェームズやNBAオールスターを擁する米国チームが準決勝でセルビア代表に95対91で勝利し、5連覇に王手をかけた。決勝は8月10日ベルシー・アリーナで、開催国のフランス代表と対戦する。
卓球では、女子団体の準決勝がパリ南アリーナ4で行われ、日本代表（早田ひな、平野美宇、張本美和）が3対1でドイツを撃破し、2大会連続の決勝進出を果たした。決勝は8月10日、強豪中華人民共和国との対戦となる。一方男子団体は、準決勝で中国と地元フランスが対戦。3対0で敗れたフランスは、銅メダルをかけ3位決定戦で日本（戸上隼輔、篠塚大登、張本智和）と対戦。中国は決勝でスウェーデンと対戦する。男子団体の決勝と3位決定戦は、8月9日に行われる。
パリ2024大会13日目に入賞した日本代表選手の結果
レスリング
- 藤波朱理（ふじなみ・あかり）女子フリースタイル53キロ級…金メダル🥇
セーリング・男女混合ディンギー470級
- 岡田奎樹（おかだ・けいじゅ）＆吉岡美帆（よしおか・みほ）…銀メダル🥈
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パリ2024日付別ハイライト
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パリ2024のTV放送、ライブ配信情報
パリ2024オリンピックでは、これまで複数存在していたオリンピック中継の民放配信サービスが一本化され、TVerでほぼ全競技（※1）のライブ配信（※2）が行われる。
大会の模様は、Olympics.comや公式オリンピック・アプリで最新情報が入手できるほか、大会期間中は、ライブブログで大会にまつわる驚きや感動、笑顔や栄光の瞬間をお届けする。
※1 NHKの地上波放送競技の一部を除く。※2 一部の地上波同時ライブ配信はTVerテレビアプリで視聴できない。また、Chromecastではオリンピック特設ページを視聴できない。