パリ2024バスケットボール女子日本代表発表!髙田真希、町田瑠唯、宮澤夕貴は3大会連続のオリンピック出場
日本バスケットボール協会(JBA)は6月25日、開幕まで1ヶ月に迫るパリ2024へ向けた5人制バスケットボール女子日本代表の内定選手12名を発表した。
12選手全員がオリンピック出場経験者で、髙田真希、町田瑠唯、宮澤夕貴の3名はリオ2016から3大会連続のオリンピック出場となる。また、馬瓜ステファニーと山本麻衣の2人は、東京2020では3x3バスケットボールの日本代表として出場しており、パリ2024では5人制の代表としてバスケ2種目でオリンピック連続出場を果たす。
バスケット女子日本代表は、東京2020において日本代表では史上初となるオリンピック銀メダル獲得という歴史的な偉業を成し遂げた。キャプテンの林咲希(写真上)を中心とするAKATSUKI JAPANは、パリ2024で更なる高みを目指して2大会連続のオリンピック決勝進出と、オリンピック金メダル獲得を狙う。
パリ2024バスケットボール女子日本代表12名とJBA発表のコメントは、以下の通り。
なお、オリンピック代表選手に関しては、各国内オリンピック委員会(NOC:日本の場合、日本オリンピック委員会/JOCを指す)が責任を持っており、パリ2024への選手の参加は、選手が属するNOCがパリ2024代表選手団を選出することにより確定する。
※表記はJBAに準拠
※ポジション=PG-ポイントガード、SG-シューティングガード、SF-スモールフォワード、PF-パワーフォワード、C-センター
恩塚亨ヘッドコーチ「金メダルを獲得するために全てをかけて戦います」
「日本の強みを最大化するために、あらゆる状況を想定して、12名を選考させて頂きました。候補者全員を選考できなくて残念な気持ちが先に立ちます。なぜならば、23 名の候補全員が全てをかけて挑戦し、チームのために献身的に戦ってくれました。尊敬に値する努力でした。その努力と貢献に報いるためにも、メンバーの思いを背負って勝利を日本に届けたいと身が引き締まる思いです。選考された12名も同じ気持ちだと思います。残された約1ヶ月、チーム一丸となって連携をより深め、突き詰めて課題を克服し、最高に成長してオリン ピックに臨みます。金メダルを獲得するために全てをかけて戦います」
林咲希キャプテン「世界一になって日本に帰ってきます」
「パリ2024オリンピックで世界一になることを目指し、ここまでたくさんのメンバーといろんな経験をしてきました。東京2020オリンピックでの銀メダル獲得後、ファンの皆様からの期待やバスケットボールのスタンダードが高まり、今日に至る期間は決して楽なものではなかったです。しかし、世界一になった自分たちをイメージし、またそこに近づけるようスタッフ含め最高の雰囲気を作り上げて練習してきました。ここからあと1ヶ月ほどで始まりますが『走り勝つシューター軍団』のコンセプト通り、どんな相手にも足を止めることなく日本らしいバスケットで世界と戦えるよう、残りの期間もトレーニ ングを積んでいきます。予選からアメリカ、ドイツ、ベルギーと強豪揃いですが、今まで関わったメンバーみんなの想いを胸にコートに立ち、しっかりと登り詰めて、またファンの皆様の熱い応援も力に変えて、世界一になって日本に帰ってきます」
バスケットボール女子日本代表は、オリンピック前最後の強化の一環として7月4日と6日に有明アリーナで行われる「三井不動産カップ2024 (東京大会)」において、ニュージーランド代表と対戦する。
パリ2024は7月26日に開幕し、グループCに入ったバスケットボール女子は予選ラウンドの初戦で東京2020金メダル獲得のアメリカ合衆国代表と29日に対戦する。