【メダル決定】ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン組が金メダル! 北京2022フィギュアスケート アイスダンス

4年前の銀メダリストが、競争の激しいアイスダンスを制して優勝! 前日のリズムダンスで世界最高スコアを更新していたふたりが金メダルに輝いた。

Gabriella Papadakis and Guillaume Cizeron of Team France
(GETTY IMAGES)

北京2022冬季オリンピックの大会10日目となる2月14日、フィギュアスケート・アイスダンスのフリーダンスが行われ、フランスのガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン組が同種目を制した。9日に行われたリズムダンスで、パパダキス&シゼロン組は世界最高スコアを更新しており、フリーダンスでもトップとなる演技で金メダルを手にした。メダリストは以下の通り。

日本からは前日のリズムダンスに**小松原美里小松原尊**(ティムコレト)組が出場し、息の合った演技を見せたが自己ベストに届かない65.41点で22位となり、フリーダンス進出はならなかった。

2日間にわたって行われたフィギュアスケート・アイスダンス。

9歳から一緒に滑っているパパダキス&シゼロン組が、9日のリズムダンスで世界最高スコアを更新する90.83点を叩き出して首位発進。続く10日のフリーダンスでも、同組がガブリエル・フォーレの「エレジー」の調べにのせて情感豊かな演技を披露すると、136.15点でトップに立ち、合計226.98点でも世界最高スコアを更新した。平昌大会で銀メダルを獲得していた同組が圧巻の演技で北京大会の金メダルを手に入れた。

メダル獲得後のインタビューで、パパダキスは、「この瞬間を待ち望んでいました。このメダルこそが私たちが求めていたものです。私の頭はまだ理解しきれていません(笑)」と語ると、平昌大会で銀メダルを獲得してからの4年前に触れ、「前回の大会以降、とにかく一生懸命頑張ってきました。そして今、私たちはここにいます。自分自身の映画を見ているような気持ちです」と興奮気味に語った。

一方、シゼロンは、「正直に言って、ほとんど覚えていません(笑)私たちは信頼し合っていて、チームメイトやコーチからエネルギーを受け取ってきた。この瞬間、アイコンタクト、決して忘れることはないでしょう」と喜びを語った。

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