北京2022後半戦!小林陵侑ほか、日本注目選手が出場する試合日程をチェック

平野歩夢と小林陵侑はスノーボードとスキージャンプで金メダルを獲得したが、TEAM JAPANには、まだまだメダル獲得のチャンスが残されている。ここで今後のスケジュールをチェックしよう!

1 執筆者 Liz Byrnes / Risa Bellino
小林陵侑:スキージャンプ男子個人ノーマルヒル、北京2022メダルセレモニー
(2022 Getty Images)

北京2022冬季オリンピックも大会8日目を終え、現在日本金2個、銀3個、銅5個のメダルを獲得している。

そして**小林陵侑平野歩夢**は、彼らにとって冬季オリンピックで初の金メダルを獲得した。

平昌2018とソチ2014で銀メダルを手にしている平野は、今大会で最高難度の見事なファイナルランを披露し、日本のスノーボーダーとして初めて冬季オリンピックのタイトルを獲得。

一方、スキージャンプ男子ノーマルヒルで優勝した小林は、ラージヒルでも銀メダルを掴み取り、冬季オリンピック初出場で既に2個のメダルを獲得している。

ここでは、日本チームの今後の競技スケジュールや注目ポイントを紹介しよう。

スキージャンプ

ノーマルヒルで金メダル、ラージヒルで銀メダルを獲得した小林は、男子団体戦でさらなる栄光を勝ち取るべく、再び張家口国家スキージャンプセンターの丘に立つ。

「団体戦もビッグジャンプ、みせたいと思います」と意気込みを語った小林の次のジャンプは、2月14日現地時間18:00(日本時間19:00)のラウンドトライアルからスタートする。

兄の**小林潤志郎佐藤幸椰中村直幹**とともに4人の力を合わせて、もうひとつのメダル獲得を狙う。

(Ezra Shaw)

カーリング

日本の女子カーリングチームは、平昌2018で3位に入賞した。

藤沢五月がスキップに復帰。吉田夕梨花(リード)鈴木夕湖(セカンド)吉田知那美(サード)ら前大会で銅メダルを獲得したメンバーが、国家水泳センターの氷上に立つ。

43歳のリザーブの**石崎琴美**は今回が3大会目の冬季オリンピック出場。20年前のソルトレークシティー2002でデビューし、バンクーバー2010にもチームの一員として参戦した。

日本代表は、開幕戦のスウェーデン戦には敗れたが、その後カナダデンマーク、ROCに勝利し、1次リーグを3勝1敗としている。日本の対戦相手とスケジュールは次の通り。

  • 2月14日(月)09:05 日本 vs 中華人民共和国、20:05 日本 vs 大韓民国
  • 2月15日(火)14:05 日本 vs イギリス
  • 2月16日(水)20:05 日本 vs アメリカ合衆国
  • 2月17日(木)14:05 日本 vs スイス
  • 2月18日(金)20:05 準決勝
  • 2月19日(土)20:05 3位決定戦
  • 2月20日(日)09:05 決勝戦

※記載日時はすべて現地時間。日本時間は現地時間より1時間進んでいる。

(2022 Getty Images)

スノーボードビッグエア

北京2022スノーボード競技で目覚ましい活躍ぶりを見せるTEAM JAPAN。2月14日(月)から予選がはじまるビッグエアは、日本勢がメダル候補として挙がる注目種目だ。

ワールドカップとXゲームで表彰台常連である日本女子3強の**村瀬心椛岩渕麗楽鬼塚雅**は12日の公式練習でもよい感覚を掴んでいる。

2月7日のスロープスタイルで8位だった**濵田海人、10位の大塚健**は、ビッグエアでリベンジに挑む。

(2022 Getty Images)

スピードスケート

2月13日(日)スピードスケート女子500mに、平昌2018金メダリストの**小平奈緒、今大会5種目にエントリーしている髙木美帆郷亜⾥砂**が登場する。小平の2連覇と、高木と郷の複数種目メダル獲得に注目したい。

2連覇が期待される女子団体追い抜き(パシュート)も見逃せない。2月12日に、日本は佐藤綾乃髙木美帆髙木菜那が滑走し、オリンピック新記録となる2分53秒61で、タイム上位4チームが進出できる準決勝に首位通過を果たした。

日本チームは2月15日に準決勝1組目でROCと対戦し、その後メダル決定戦まですべてが1日で行われる。

13日のデイリースケジュールはこちら

(2018 Getty Images)
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