現地3日(日本時間4日)、NBA『ソルトレイクシティ・サマーリーグ』の最終日が行われ、渡邊雄太のメンフィス・グリズリーズがクリーブランド・キャバリアーズに勝利した。渡邊は12得点を決め、チームの勝利に貢献した。
この日先発した渡邊は、25分12秒の出場で12得点、9リバウンド、2アシストをマークし、81 – 68でのチームの勝利に大きく貢献。また、特定のプレイヤーが出場している時のチームの得失点差を表す「+ / -」で、渡邊はチーム最多となる+18を記録した。
今大会は、現地5日(同6日)からラスベガスで開催され、NBA全30チームが参加する『NBAサマーリーグ』に先駆けて行われる4チームの総当たり戦。グリズリーズの他に、主催のユタ・ジャズ、サンアントニオ・スパーズ、キャパリアーズが参加した。
サマーリーグはNBA全30チームの若手選手、NBA傘下Gリーグや米国外で活躍する実力派プレイヤーが集ういわば“若手の登竜門”的大会。日本からは、6月のドラフトでワシントン・ウィザーズに入団した八村塁、グリズリーズと「ツーウェイ契約」を結ぶ渡邊、日本代表で栃木ブレックスの比江島慎と、同じく代表でアルバルク東京の馬場雄大が参加する。
初日の5日は、馬場が今大会限定で所属するダラス・マーベリックス対ブルックリン・ネッツと、比江島のニューオーリンズ・ペリカンズ対ニューヨーク・ニックスを含む10試合が行われる。グリズリーズの初戦は6日のインディアナ・ペイサーズ戦で、同日には八村のウィザーズも初戦を迎える。ウィザーズの対戦チームは、比江島のペリカンズだ。