北米の男子プロバスケットボールリーグNBAのウィザーズに、NBAドラフトを経て入団した八村塁が7月22日、都内で会見を行った。
バスケットボールはTokyo 2020(東京五輪)で開催国枠を獲得。男子は1976年のモントリオール五輪以来44年ぶり7度目の出場を果たすことになる。
東京五輪について話を振られると八村は、「東京五輪は昔からずっと僕が夢見ていた舞台。(日本代表が)オリンピックに出ることが決まり、チャンスがあることは、すごくうれしいですし、これから楽しみです」と目を輝かせた。
日本代表は8月31日に開幕する、FIBAワールドカップに出場することも決まっている。グループEの日本代表は1次ラウンドで、9月1日にトルコ代表、3日にチェコ代表、5日にアメリカ合衆国代表と対戦する。
「すぐW杯も始まります。(NBAの)シーズン開幕前に、(W杯を開催する)中国でアメリカと戦えます。その中で、どれだけ日本のバスケをやれるのか、楽しみにしています」と、八村は意気込みを語る。
八村の加わった日本代表が、東京五輪で結果を残せるか。中国W杯は、その試金石となるだろう。