eスポーツのコーチ、ファビアン・ブロイヒとミア・シュテルベリ

ファビアン・ブロイヒとミア・シュテルベリが、Olympics.comに eスポーツに関するエッセイを寄稿してくれた。2人は、レベルに関係なく、プレイヤーが持てる最高の力を出せるよう、サポートに情熱を注いでいる。

1 執筆者 Olympics.com
OES Meet The Coaches v2

ファビアン・ブロイヒとミア・シュテルベリは、世界中のeスポーツプレーヤーのパフォーマンスと健康状態を向上させることに専心している。

(Excel Esports)

コーチ 1: ファビアン・ブロイヒ

なぜ、それをやるのか?

「私の人生にとっての鍵は、スポーツと人です。ですから、スポーツ心理学者であることは、私に多くの喜びとモチベーションを与えてくれます。彼ら若者は、健康で幸せな人間であるために何が必要なのかといった、ゲーム以外のことを意識していません。私は、地域社会や若い世代に、健康的なライフスタイルの大切さ、そして目標があるならそれに向かって努力し、成功するのだということを伝えたいと思っています。どこから始めるにしても、成功したいのであれば、自信を持ち、自分の信じることを貫くことが本当に大切だと私は思います。私はプロの競技アスリートでした。もう競技はしていませんが、いまは世界中のeスポーツ界に、最高のパフォーマンス環境を作りたいと考えています」。

ファビアン・ブロイヒは、eスポーツのパフォーマンスエージェンシーであるAchievemindsの創設者。彼は現在、eスポーツの世界トップクラスの選手やチームと仕事をしている。以前は、Excel Esportsのパフォーマンス責任者を務めていた。イギリスのeスポーツ組織であるExcelは、世界最高のeスポーツチームの中で競技を行っている。かつてプロフットボール選手で、ゴールキーパーだった彼は、プロサッカークラブのシャルケ04と、世界で最も成功しているeスポーツ組織のひとつであるAstralisで勤務していた。心理学の学士号(ウィンスロップ大学、米国)、スポーツと運動の心理学の修士号(ケルン・ドイツスポーツ大学、ドイツ)を取得。32歳のドイツ人は、睡眠、身体活動、栄養、スポーツ心理学をeスポーツの新分野に統合するホリスティック・パフォーマンス・アプローチに焦点を当てている。

(©Mia Stellberg)

コーチ 2: ミア・シュテルベリ

この仕事に就いたきっかけは?

「興味があって、ゲームの世界に入りました。心理学とゲームをどう組み合わせたらいいのか、探求してみたかったのです。ゲームは世界的な現象であり、何らかの形でほぼすべての人に影響を与えています。心理学者として、私は健康や知覚、多様性に影響を与えることができるプラットフォームを見つけました。そのコミュニティを通じて得られる観客は膨大です。その空間における意識と幸福感を高めることができる、本当に意義のある仕事です」。

ミアは心理学者としてのその先駆的な仕事と、多くのチームのタイトル獲得に貢献したことで、いまやプロゲーミング界の伝説的存在となっている。彼女の功績には、CS:GOのMajor選手権での「Astralis」の 優勝や、Dota 2 で「OG」を史上初のThe International連覇に導いたことなどが挙げられる。また、League of Legendsやモバイルゲームでもチームを指導し、タイトル獲得に導いた。オリンピック選手や多くのプロスポーツ選手のサポートにも数多く関わっている。ヘルシンキ大学卒業、フィンランド在住。