北京2022冬季オリンピックの大会4日目となる2月8日、スノーボード女子パラレル大回転が雲頂スノーパークで行われ、チェコのエステル・レデツカが平昌オリンピックに続き、優勝した。
大会初出場となる日本の三木つばきは予選を全体の3位で通過するなど健闘したが、決勝トーナメント1回戦で転倒し、途中棄権。一方、6大会連続の冬季オリンピック出場となった竹内智香は予選を全体の15位で通過。決勝トーナメント1回戦に進出したが、ゴール後の審議の結果、途中棄権と判断され、ふたりはともに準々決勝進出とはならなかった。メダリストは以下の通り。
- 金メダル:エステル・レデツカ(チェコ)
- 銀メダル:ダニエラ・ウルビング(オーストリア)
- 銅メダル:グロリヤ・コトニク(スロベニア)
エステル・レデツカは平昌オリンピックに続く勝利となり、2連覇を飾った。またレデツカは、平昌大会のアルペンスキー女子スーパー大回転でも金メダルを獲得している。
銅メダルとなったコトニクにとって、本大会は3度目のオリンピック。同選手は2020/2021シーズンに競技から離れ、2021年1月に男児を出産。今シーズンからレースに復帰して代表の座を掴み、見事、銅メダルに輝いた。