日本陸上競技連盟(JAAF)は7月7日、パリ2024男女マラソン日本代表の選考の場となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場選手を発表した。
男子はTokyo2020で6位入賞の大迫傑や2時間04分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾、ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会(8月19日-27日/ハンガリー・ブダペスト)の代表に決まっている其田健也、山下一貴、西山和弥など65人の出場が発表された
女子は8位入賞の一山麻緒、鈴木亜由子、前田穂南とTokyo2020代表が全員エントリー。10000mでTokyo2020に出場した安藤友香、世界選手権代表の松田瑞生、加世田梨花、佐藤早也伽も27人の出場選手に名を連ねた。一方で、新谷仁美は参加資格を有しているものの、出場選手からは外れた。
MGCへの出場は指定された大会で一定の順位や記録を突破することなどが条件。MGCは10月15日、東京都の国立競技場発着マラソンコースで行われる。賞金は1位が1000万円、2位が500万円、3位が250万円。
MGCでは1位、2位に入った選手がパリ2024のマラソン日本代表に内定。MGCのあとに開催する「マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ(MGCファイナルチャレンジ)」において、設定記録(男子:2時間05分50秒、女子:2時間21分41秒)を突破した記録最上位の選手1名が最後の1枠を手にする。該当者がいない場合はMGCで3位の選手がパリ2024代表に内定となる。