男子81kg級・永瀬貴規が準決勝へ…女子63kg級の髙市未来は2回戦敗退|パリ2024柔道

執筆者 Masataka Kosugi / 小杉正貴
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Takanori Nagase
写真: 2024 Getty Images

パリ2024オリンピックの柔道は7月30日、シャン・ド・マルス・アリーナで競技4日目を迎え、男子81kg級と女子63kg級を実施。日本からそれぞれ永瀬貴規と髙市未来が出場した。

オリンピック連覇を目指す永瀬は1回戦でアライン・アプラアミアン(ウルグアイ)と対戦した。内股で技ありを奪うと、その流れで上四方固を決めて合わせ技一本。1分52秒で初戦を制した。

2回戦はベダト・アルバイラク(トルコ)との対戦。規定の4分で決着はつかなかったものの、ゴールデンスコアに入って34秒、粘る相手から内股で技ありを奪って準々決勝進出を決めた。

準々決勝で対戦したのはTokyo2020銅メダリストのマティアス・カス(ベルギー)。ジリジリした展開の中、永瀬が相手の投げ技をうまくかわしながら好機を伺う。ゴールデンスコアに入り2分49秒、一瞬の隙を突いた永瀬が大外刈を繰り出し、技あり。冷静な試合運びを見せた永瀬が準決勝に駒を進めた。準決勝以降は同日、日本時間23時頃から開始予定となっている。

髙市は1回戦でマイリン・デルトロカルバハル(キューバ)と対戦し、横四方固で一本を奪い2回戦へ。続くカタリナ・クリスト(クロアチア)との2回戦はゴールデンスコアに突入する接戦に。試合開始から7分22秒、相手の背負投が技ありとなり試合終了。2回戦敗退となった。

■日本代表選手

▼男子

  • 60kg級:永山 竜樹
  • 66kg級:阿部 一二三
  • 73kg級:橋本 壮市
  • 81kg級:永瀬 貴規
  • 90kg級:村尾 三四郎
  • 100kg級:ウルフ アロン
  • 100kg超級:斉藤 立

▼女子

  • 48kg級:角田 夏実
  • 52kg級:阿部 詩
  • 57kg級:舟久保 遥香
  • 63kg級:髙市 未来
  • 70kg級:新添 左季
  • 78kg級:髙山 莉加
  • 78kg超級:素根 輝