村尾三四郎が銀メダル獲得!パリ2024柔道 男子90kg級
執筆者 Yukifumi Tanaka / 田中幸文1 分|
パリ2024オリンピックの柔道は7月31日、シャン・ド・マルス・アリーナで競技5日目を迎え、男子90kg級と女子70kg級のトーナメントを行った。
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男子90kg級日本代表で、パリ2024でオリンピック初出場を果たした村尾三四郎は、パリ時間午後より始まった準決勝で、開催国フランス代表(NGAYAP HAMBOU Maxime-Gael)と対戦。完全アウェイの雰囲気の中、終始冷静かつ有利に試合を運んだ村尾は、小外刈と大内刈の2つの技ありを奪い、決勝進出を果たした。
その決勝の畳で、村尾は東京2020金メダリストのラシャ・ベカウリ(ジョージア)と激突する。試合開始からわずか1分で谷落の技ありを先に奪った村尾だったが、2分30秒過ぎに技あり(掬投)をオリンピック王者に許してしまう。互角の展開のファイナルだったが、ゴールデンスコアに入る4秒前、ビデオ判定によりベカウリの小内刈が認められ、2つ目の技あり。最終的に村尾は決勝で敗れて銀メダル獲得となった。
パリ2024柔道では翌8月1日、男子100kg級と女子78kg級のトーナメントが行われる予定で、日本からはオリンピック2連覇を狙うウルフ アロンと、パリ2024でオリンピック初出場を果たす髙山莉加が出場する。
■パリ2024柔道・日本代表選手
▼男子
- 60kg級:永山 竜樹
- 66kg級:阿部 一二三
- 73kg級:橋本 壮市
- 81kg級:永瀬 貴規
- 90kg級:村尾 三四郎
- 100kg級:ウルフ アロン
- 100kg超級:斉藤 立
▼女子
- 48kg級:角田 夏実
- 52kg級:阿部 詩
- 57kg級:舟久保 遥香
- 63kg級:髙市 未来
- 70kg級:新添 左季
- 78kg級:髙山 莉加
- 78kg超級:素根 輝
26日 7月 - 11日 8月
パリ2024 | オリンピック競技大会 - フランス