オリンピック金メダルの陳夢「木原選手は個性的なスタイルを持ったプレーヤー」世界卓球選手権/6日目

パリ 2024

女子シングルス4回戦で18歳の木原美悠がオリンピック王者のチェン・ムン(陳夢)と対戦。2-4で敗れたものの2ゲームを奪うなど健闘した。

1 執筆者 Chiaki Nishimura
Miyu Kihara
(2023 Getty Images)

南アフリカのダーバンで実施されている世界卓球選手権2023・大会6日目の5月25日、女子シングルス4回戦の試合が行われ、世界選手権シングルス初出場となった18歳の木原美悠(みゆう)が東京2020オリンピック金メダリストのチェン・ムン(陳夢/中華人民共和国)と対戦し、2-4で敗れた。

だが、木原はこれまでの3戦をストレートで勝利してきたチェンを相手に2ゲームを奪うなど健闘。チェンは試合後のインタビューで、「木原選手と対戦したのは2回目ですが、かなり難しい相手で厳しい戦いになる可能性があると考え、事前に準備してきました」と語り、「実際、試合中には何度かチャレンジングな局面がありました。前回対戦したときは比較的にスムーズに勝つことができましたが、今回は苦戦を強いられました」と続けた。

また、チェンよりも10歳下の木原に関しては「木原選手はとても若く、この数年間で急激に成長している選手です。個性的なスタイルを持った選手でもあります」と称え、「前回対戦したときと比べて、サーブやプレーのバリエーションが変化したように思います」と語った。

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