現地時間の7月5日、韓国の釜山で行われているITTFワールドツアー・韓国オープンは4日目を迎えた。この日は、シングルスでは男女ともに2回戦(ラウンド16)が行われ、ダブルスでは男子、女子、そして混合のそれぞれで準々決勝と準決勝が行われた。
男子シングルスでは張本智和(木下グループ)、女子シングルスでは石川佳純(全農)と伊藤美誠(スターツ)がそれぞれ準々決勝に駒を進めた。男子ダブルスでは、張本・丹羽孝希(スヴェンソン)が準々決勝で、森薗政崇(BOBSON)・吉村和弘(東京アート)ペアは準決勝で姿を消した。女子ダブルスでは、平野美宇(日本生命)・芝田沙季(ミキハウス)ペア、中森帆南(四天王寺高校)・大藤沙月(ミキハウスJSC)ペアはそれぞれ準々決勝で敗退した。混合ダブルスの水谷隼(木下グループ)・伊藤ペアは準決勝で敗れた。
男子シングルスの世界ランク4位の張本は、ラウンド16で同ランキング18位の黄镇廷(香港)を4-2で下した。1-2の劣勢で迎えた第4セットから3セットを連取し、逆転勝ち。女子シングルスでは、石川が芝田との日本人対決を4-1で制して、準々決勝に駒を進めた。伊藤は、佐藤瞳(ミキハウス)との日本人対決を4-0のストレート勝ちを収めた。
男子ダブルスの張本・丹羽ペアは、ホスト国の韓国のペアに1-3で敗れた。森園・吉村ペアは、準々決勝でドイツのペアを3-1で破り、準決勝進出。準決勝では、中国のペアに1-3で敗れた。女子ダブルスでは、平野・芝田ペアは中国のペアに敗れ、中森・大藤ペアは、韓国のペアに敗れ、それぞれ準決勝進出はならなかった。混合ダブルスでは、フランスのペアを破り準決勝進出を果たした水谷・伊藤ペアだが、準決勝で中国のペアに1-3で敗れ、決勝進出はならなかった。
翌日の7月6日、男子シングルスの準々決勝では、張本が世界ランク71位の王楚钦(中国)と対戦する。女子シングルスで世界ランク6位の石川は、同ランキング11位で中国の孫穎莎と、同7位の伊藤は同5位の王曼昱(中国)と、それぞれ準決勝を懸けて戦う。
7月6日出場選手一覧
**男子シングルス準々決勝:**張本智和(木下グループ)
**女子シングルス準々決勝:**石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツ)