五十嵐カノア、松田詩野らが4回戦進出 ワールドサーフィンゲームズ/4日目

パリ 2024

稲葉玲王、脇田泰地も男子4回戦進出を決めた。都筑有夢路、前田マヒナは敗者復活戦4回戦に回った。

1 執筆者 Chiaki Nishimura
JPN Kanoa Igarashi (c) ISA  Pablo Jimenez
(ISA / Pablo Jimenez)

パリ2024オリンピック予選をかねて、エルサルバドルのサーフシティ、エル・スンサルとラ・ボカナを舞台に繰り広げられているISAワールドサーフィンゲームズ2023。競技4日目となった6月3日、日本代表「波乗りジャパン」の6選手が3回戦に挑んだ。

男子3回戦1組に登場した稲葉玲王(れお)、脇田泰地(たいち)がそれぞれ10.00点、8.43点の同組1位、2位で次のラウンドへと駒を進めた。また最終12組の五十嵐カノアも11.33点で同組首位通過となった。

ヒート後のインタビューに応えた稲葉は、日本勢が好成績を残していることに関して「みんなでファイナルに行って、金銀銅を取ります」と力を込めた。

女子3回戦では、最終9組の松田詩野(しの)が12.70点で同組首位で4回戦に進出。同組で中華人民共和国代表の14歳、ヤン・スーチーは3位で敗者復活4回戦に回った。

1組に登場した前田マヒナは、各大会で好成績をおさめてきたサリー・フィッツギボンズ(オーストラリア/13.10点)や、ソフィー・マコーロック(オーストラリア/11.97点)に及ばず同組3位で敗者復活4回戦へ。東京2020銅メダリストの都筑有夢路(つづき・あむろ)も、同金メダリストのカリッサ・ムーア(アメリカ合衆国/10.87点)、レイラニ・マゴナグル(コスタリカ/11.74点)に遅れをとって4位で敗者復活4回戦に回ることとなった。

ISAワールドサーフィンゲームズ2023の日本代表選手

女子

  • 都筑有夢路(つづき・あむろ)
  • 前田マヒナ
  • 松田詩野(しの)

男子

  • 五十嵐カノア
  • 稲葉玲王(れお)
  • 脇田泰地(たいち)

ISAワールドサーフィンゲームズ2023の日程

  • 5月30日(火)開会式
  • 5月31日(水)〜6月6日(火)競技実施日
  • 6月7日(水)ファイナル、閉会式

※日程の詳細や最新情報は、ISA公式サイトにて

ISAワールドサーフィンゲームズ2023のライブ配信

大会の模様はOlympics.comでライブ配信。お見逃しなく。

もっと見る