【スポーツクライミング】W杯ヴィラール第2日:百合草碧皇、谷井菜月らがリード準決勝へ進出

IFSC(国際スポーツクライミング連盟)クライミング・ワールドカップ(リード/スピード)ヴィラール大会が現地時間6月30日にスイスで開幕。7月1日は男女スピード決勝、男女リード予選が行われた。リードでは男子の百合草碧皇ら6名、女子の谷井菜月ら5名が準決勝へと進出している。

1 執筆者 渡辺文重
Sports Climbing Brooke Raboutou
(Maja Hitij/Getty Images)

IFSC(国際スポーツクライミング連盟)は現地時間6月30日から7月2日にかけてクライミング・ワールドカップ(リード/スピード)をスイス・ヴィラールで開催。大会2日目の7月1日は、スピードの決勝とリードの予選が行われた。

■男子リード予選

男子リード予選には84名が出場。上位26名が準決勝進出となる。日本からは6名がエントリーした。

首位は百合草碧皇(早稲田大学)。2位にコリン・ダフィー(アメリカ合衆国)、3位にルカ・ポトカ(スロベニア)が続く。日本勢は、藤井快(TEAM au)が5位、本間大晴(明治安田生命)が6位、吉田智音(奈良県立青翔高等学校)が9位、緒方良行(B-PUMP)が11位、樋口純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)が26位で準決勝に進出。準決勝と決勝は2日に行われる。

■女子リード予選

女子リード予選には78名が出場。上位26名が準決勝進出となる。日本からは7名がエントリーした。

首位はブルック・ラバトゥ(米国)、2位にラウラ・ロゴラ(イタリア)、3位にソ・チェヒョン(大韓民国)、4位にTokyo2020複合(ボルダリング/リード/スピード)金メダルのヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)、5位にナタリア・グロスマン(米国)が続く。

日本勢は、谷井菜月(明治安田生命)が6位、中川瑠(日本大学)が17位、大田理裟(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)が18位、柿崎未羽(早稲田大学)が21位、小武芽生(エスエスケイフーズ)が24位で準決勝進出。伊藤ふたば(TEAM au)は29位、阿部桃子(相模女子大学)は50位だった。

■スピード決勝

16名がノックアウト方式で優勝者を決めるスピード決勝。男子はロン・ジャングオ、女子はダン・リージャン(ともに中華人民共和国)が制している。日本勢は男女とも、決勝に進めなかった。

大会サイト:IFSC - CLIMBING WORLD CUP (L,S) - VILLARS (SUI) 2022

結果速報:IFSC - Climbing World Cup (L,S) - Villars (SUI) 2022

■W杯ヴィラールの競技日程・放送予定

現地時間6月30日(木)

  • 15:30 男女スピード予選

現地時間7月1日(金)

  • 9:00 男女リード予選
  • 21:00 男女スピード決勝

現地時間7月2日(土)

  • 10:00 男女リード準決勝
  • 20:00 男女リード決勝

※日本との時差は+7時間

放送予定

BS/CS:J SPORTS 2(男女リード決勝)
ネット:J SPORTSオンデマンド(男女リード決勝)

■JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)派遣選手

男子リード

  • 緒方 良行(B-PUMP)
  • 樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
  • 藤井 快(TEAM au)
  • 本間 大晴(明治安田生命)
  • 百合草 碧皇(早稲田大学)
  • 吉田 智音(奈良県立青翔高等学校)

女子リード

  • 阿部 桃子(相模女子大学)
  • 伊藤 ふたば(TEAM au)
  • 大田 理裟(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)
  • 柿崎 未羽(早稲田大学)
  • 小武 芽生(エスエスケイフーズ)
  • 谷井 菜月(明治安田生命)
  • 中川 瑠(日本大学)

男子スピード

  • 池田 雄大(フリー)
  • 大政 涼(松山大学)
  • 藤野 柊斗(千葉商科大学付属高等学校)
  • 三田 歩夢(船橋市立船橋高等学校)
  • 安川 潤(早稲田大学)

女子スピード

  • 河上 史佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
  • 竹内 亜衣(千葉市立千葉高等学校)
  • 林 かりん (鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
  • 林 奈津美 (奈良県山岳連盟)
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