江原2024冬季ユースオリンピックの会場、公式テーマソング、モットー、マスコットを紹介
江原2024ユースオリンピックまであと1年。公式テーマソングが公開された。アジアで初めて開催される冬季ユースオリンピックのテーマソングのほか、会場やマスコットなどの情報をチェックしよう!
江原2024冬季ユースオリンピック(YOG)の開会式まであと1年。大会までのカウントダウンがいよいよ始まった!
世界最高の若き冬季アスリートたち1,900人が平昌2018冬季オリンピックの開催地に降り立ち、平和と団結、そしてスポーツの祭典に参加する。
平昌の龍平リゾートでは2023年1月19日に祝賀イベントが行われ、名誉大使のキム・ヨナさん(バンクーバー2010フィギュアスケート女子シングル金メダリスト)と、キム・イェリ(ブエノスアイレス2018YOGブレイキン銅メダリスト)が参加する中、公式マスコットとテーマソングが公開された。
アジアで初めて開催される冬季YOGが1年後に迫る今、江原2024で使用される会場やテーマソング、モットー、マスコットなどの情報をまとめた。
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江原2024の会場
江原2024では、江原道に位置する平昌と江陵(カンヌン)にある4ヶ所が競技の舞台となり、平昌2018で使われた会場を利用して多くの競技が行われる。
- 平昌:ノルディック競技(クロスカントリースキー、スキージャンプ)、そり競技
- 旌善(チョンソン)ハイ1:アルペンスキー、デュアルモーグル
- 横城(フェンソン):フリースタイルスキー、スノーボード
- 江陵:カーリング、スケートなどの氷上競技
ユースオリンピックの選手村は、江陵原州大学校の学生寮に設置される予定。江原2024の会場について、詳しくはこちら。
江原2024のモットー
大会まで500日を記念して2022年9月には、大会の公式スローガンと大会ビジョンが公開された。
江原2024の大会ビジョンは、「若い世代がスポーツを通じて平和的に共存・団結し、より良い未来を共に創造すること」。モットーは、「共に成長し、永遠に輝く」で、国際オリンピック委員会(IOC)と組織委員会によると、「性別、年齢、居住国などが異なる、多様な人たちからの意見」をもとに決定された。
江原2024のマスコット
江原2024まで1年を記念して1月19日に行われた式典で、マスコット「ムンチョ」が公開された。
ムンチョの名前は、さまざまな思いや力を結集させるという意味の韓国語「ムンチダ」に由来する。
平昌2018マスコットのスホランとバンダビが雪合戦で使った雪玉から生まれたムンチョは、YOGを通じて若者が団結し、共に成長する姿を表現する。
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江原2024公式テーマソング
江原2024公式テーマソングの作成においては、大韓民国で14歳〜24歳の若者を対象にしたコンテストが開催された。
選ばれた曲のタイトルは「We Go High」で、YOGで自分を信じて夢を追いかける若者たちや、彼らが作る平和な未来を応援するもの。作曲者のキム・グェンハクさんは、サッカーへの情熱からインスピレーションを得たという。
「私はサッカーが好きで、よくプレミアリーグの試合を見ます。あるとき選手のプレーを見ながら、『プレミアリーグはさまざまな人種が集まるリーグで、選手たちは最高のチームを作るためにフィールド上だけでなく、フィールドの外でも自分を鍛え、常にベストコンディションを目指している』と思いました」
「オリンピックも同じです。サッカーの情熱や汗をテーマに決め、それを感じてもらえるように作品作りに没頭しました」
「若い選手へのメッセージを込めたテーマソングです。しかしユース選手だけでなく、この曲を聴く人すべてに勇気を与えます」
キム・グェンハクさん、チェ・ソヨンさん、そして春川市青年合唱団は、1月19日に行われた江原2024の祝賀行事でこの曲を初めて公の場で披露した。
大会期間中はこのテーマソングをよく耳にすることになるだろう。どんな歌詞なのか? 日本語訳を紹介しよう。
「夢を見るために前へ進んでドアを開けよう 震える心を感じよう
耳を傾けよう 自分の声に 揺るぎない未来に 私たちの情熱に
怖がらないで ためらわないで
成し遂げよう すべてを自分のものにしよう 成果を発揮しよう
星のように高く飛ぼう 太陽よりも高く
共に成長し 永遠に輝く 私たちは一緒にいることで輝ける」
江原2024の放送予定
冬季ユースオリンピックは、テレビ中継とデジタルストリーミングが予定され、全セッションのリプレイとハイライトも視聴可能となる。視聴に関しての詳細は、大会前にOlympics.comで紹介予定。
また、ソーシャルメディアでは「@gangwon2024」アカウントで情報が配信される。
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