FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップカタール2022で準決勝敗退となったモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが12月15日、自身のInstagramを更新。現在の心境とファンへの感謝を綴った。
ハキミは「僕たちは全力を尽くした。チームの、そして全国民の夢はここで終わりだ」と快進撃を続けながらも決勝に進めなかった無念さをにじませた。
続けて「でも、僕たちが成し遂げたことを誇りに思わなくては。最後の1秒まで戦い抜いたのだから、下を向くことなく大会を去る」と前向きな言葉も綴ったハキミ。「これからも挑戦し続けるし、この国のために全力を尽くしていくよ」と今後の活躍を誓った。
最後は「支えてくれたすべてのモロッコ国民に感謝を伝えたい。愛しているよ。モロッコよ永遠に」と締めた。
モロッコ代表はグループステージでベルギー代表らを下し、首位で決勝トーナメント進出。1回戦では優勝経験を持つスペイン代表を、準々決勝ではポルトガル代表を破った。今大会最大のサプライズとして決勝進出の期待も高かったが、準決勝では連覇を狙うフランス代表に2-0で敗戦。モロッコ代表随一のスター選手であるハキミはここまでの全6試合に出場し、攻守の両面でチームの躍進を支えた。
また、所属するパリ・サンジェルマンでチームメイトのフランス代表FWキリアン・エムバペもInstagramでハキミにメッセージを送っている。
悲しまないで、兄弟。誰もがモロッコが成し遂げたことを誇りに思っている。君たちは歴史を作ったんだ
準決勝で敗れたモロッコ代表は17日の3位決定戦にまわり、クロアチア代表と対戦。フランス代表は18日の決勝でアルゼンチン代表と対戦する。
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20日 11月 - 18日 12月
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