FIVB男子バレーボールネーションズリーグ2019予選リーグ第3週3戦目:日本はオーストラリアに勝利し、2連勝

1 執筆者 鈴木花
日本はオーストラリアに勝利し、2連勝で第3週を終えた(写真はリオ五輪予選)

現地時間の6月16日、ブルガリアのヴァルナでFIVB男子バレーボールネーションズリーグ2019の予選リーグ第3週の第3戦が行われた。

第3週の最終節となるこの試合、「龍神NIPPON」こと男子日本代表は、今大会わずか1勝で下位に沈むオーストラリアと対戦した。最終セットまでもつれたこの試合は、日本が3-2(25-18、25-27、23-25、25-22、17-15)で勝ちきった。2連勝で4勝5敗とし、順位は11位ながらも6位の米国(米国は、6チームで行われる最終ラウンド開催国枠を確保している)まで1勝差と迫った。

第2、第3セットを取られ、逆転される厳しい戦いだったが、持ち直した。第4セットでタイに持ち込むと、第5セットをきっちりと取りきった。この日も西田有志(ジェイテクトSTINGS)にボールを集め、狙い通りに両チーム最多の20得点を挙げた。さらに、福澤達哉(パナソニックパンサーズ)が16得点、石川祐希(エマ・ビラス・シエナ、イタリア)が14得点と得点源を分散させ、相手に攻撃を読ませなかった。

11位の日本は、9位のアルゼンチン、10位のカナダと4勝5敗で並んでいる。6位の米国、7位ポーランド、そして8位のセルビアは5勝4敗と、まだまだ順位が動く可能性が出てきた。

9試合を終えて、8勝1敗の2チームがイラン、ブラジルの順に並んでいる。7勝2敗のイタリア、ロシアが3、4位に続く。日本は、現地時間の6月21日20時に、米国のホフマン・ステートでグループ13のホスト国アメリカ代表と対戦する。

もっと見る