現地時間5月23日、ブルガリアで行われているFIVB女子バレーボールネーションズリーグ2019予選ラウンド第1週第3節が行われた。第2節で世界ランク3位のアメリカ代表に敗れた日本女子代表は世界ランク19位のベルギー代表と対戦し、3-1で敗れて連敗を喫した。
アメリカ戦からメンバーを入れ替えてセッターに関菜々巳(東レアローズ)を起用した日本は、5連続ポイントを取るなど第1セットを22 – 25で先取した。しかし、続く第2セットを25 – 20で落とし、セットカウント1-1に追いつかれてしまう。第3セットは両者譲らず一進一退の攻防が続く展開となったが、チャレンジ成功もあったベルギーに食い下がられると、23 – 23までもつれた末に連続ポイントを取られて2-1と逆転を許した。
勢いに乗ったベルギーを止められず、第4セットも連続ブロックのポイントで主導権を握られる。さらにエースアタッカーのブリット・ヘルボッツの強烈なスパイクで突き放されると、25 – 18でセットを落とし3 – 1で試合に敗れた。20得点を記録した石井優希(久光製薬スプリングス)を含めた日本のアタッカー陣は、平均身長で勝るベルギーのブロックをかいくぐることができず10本のブロックを決められた。
連敗で1勝2敗となった日本は、4プールの全体順位で暫定11位に転落した。3連勝のアメリカ代表とトルコ代表が暫定で首位タイに並んでいる。
次戦、日本は28日に予選ラウンド第2週でトルコ代表と対戦する。