2月10日、北京2022冬季オリンピック大会フィギュアスケート男子シングルの後半・フリースケーティング(FS)が行われた。前半・ショートプログラム(SP)2位の鍵山優真は23番目に出場し、201.93点をマーク。SPとの合計310.05点で、オリンピック初出場の18歳が銀メダルを獲得した。
オリンピック初出場でも堂々のパフォーマンスを披露した鍵山は滑走後のインタビューで、「SPまでは楽しむことができたが、FSではこれですべてが決まってしまうと思うと初めて緊張した」と初の大舞台を回顧。それでも自身の演技については、「悔いは残したくなかったので、自分の100%は引き出せたかな」とした。「銀メダルは自分にとって、とても大きなもので、今後につながっていく。より成長できるように頑張りたい。(優勝した)ネイサン・チェン選手を見てそう感じた」と現状に満足せず、さらなる高みを目指している。