FIBAバスケ男子W杯、日本代表は1次リーグでアメリカと同組に。史上最強の布陣でドリームチームに挑む
上位2カ国が2次リーグに進出する
3月16日、中国の深センで『FIBAバスケットボール男子ワールドカップ(W杯)』の1次リーグの組み合わせ抽選が行われ、日本(世界ランキング48位)は、世界1位のアメリカと同じE組でのスタートとなった。他の2チームは、同17位のトルコ、同24位のチェコとなっており、4カ国のうち上位2カ国が2次リーグに進出する。
日本代表が21年ぶりに自力でのW杯出場を決めたアジア2次予選後、比江島慎(栃木ブレックス)は「米国とやりたい」と述べたが、それが現実となった格好だ。抽選後、日本バスケットボール協会・東野智弥技術委員長も、「東京五輪の前哨戦がW杯だけに米国もベストで来る。日本人としてドリームチームと対戦できる夢がかなう」と力を込めて語った。
各国の威信をかけた戦いの場となるW杯。来年の東京五輪の前哨戦にもなるとあって、世界の頂点に立つアメリカも、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)らNBA主力級選手を投入した“ドリームチーム”で参戦する可能性が高いという。
日本代表も、アジア予選後半戦に招集できなかった渡辺雄太(メンフィス・グリズリーズ)、今季NBAドラフト上位指名候補の八村塁(米ゴンザガ大)を加えた”史上最強の布陣"でドリームチームに挑むことになりそうだ。
組み合わせは以下の通り。※カッコ内は2月26日時点でのFIBA世界ランキング
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グループA**
中国(30位)
ベネズエラ(20位)
ポーランド(25位)
コートジボワール(64位)
グループB
アルゼンチン(5位)
ロシア(10位)
韓国(32位)
ナイジェリア(33位)
グループC
スペイン(2位)
プエルトリコ(16位)
イラン(27位)
チュニジア(51位)
グループD
セルビア(4位)
イタリア(13位)
フィリピン(31位)
アンゴラ(39位)
グループE
アメリカ(1位)
トルコ(17位)
チェコ(24位)
日本(48位)
グループF
ギリシャ(8位)
ブラジル(12位)
モンテネグロ(28位)
ニュージーランド(38位)
グループG
フランス(3位)
ドミニカ共和国(18位)
ドイツ(22位)
ヨルダン(49位)
グループH
リトアニア(6位)
オーストラリア(11位)
カナダ(23位)
セネガル(37位)