フェンシング髙嶋理紗、女子サーブル・グランプリ初表彰台「次は金メダルを」

スポーツイベントが盛りだくさんの週末。多くのアスリートたちがそれぞれの舞台で力を尽くして自分の成長を確かめ、また次の目標に向かっていく。先週末に行われた大会で活躍したアスリートたちの中から、フェンシング女子サーブルの髙嶋理紗に注目した。

文: Chiaki Nishimura
写真: 日本フェンシング協会提供

フェンシングの国際大会の中でも世界選手権に次いで高いポイントを得られるのが、年に3度行われるグランプリ。イタリアのヴェネト州パドバで5月20日〜22日の3日間にわたって行われた女子サーブルのグランプリ・イタリア大会で、髙嶋理紗が銀メダル、江村美咲が銅メダルを獲得した。

女子サーブルのグランプリでのメダル獲得は日本勢初、しかもダブル表彰台の快挙となった。

世界ランキング91位で予選から勝ち上がった髙嶋は、準決勝では世界選手権の団体戦で優勝経験のあるカロリーヌ・コローリ(フランス)を破り、決勝ではこれまでにグランプリ大会を5度制しているアンナ・バシタ(アゼルバイジャン)に善戦したものの、最終的に11対15で敗れて2位。日本女子初そして自身初のグランプリでのメダル獲得となった。

高嶋は「(前回ワールドカップの)団体でのメダル獲得に続き、個人でもようやくメダルを獲得することができました」とし、「次は金メダルをお見せできるよう、精進して参ります」とコメントを発表した。

目標はオリンピック金メダル

1999年に福岡県で生まれた髙嶋は現在23歳。小学校卒業と同時に上京し、本格的にフェンシングの道を歩み始めた。高校生の頃からワールドカップなど国際舞台での経験を積んだものの、怪我に悩まされて思うように成績を伸ばすことができず、目標に掲げていた東京オリンピックへの出場を逃してしまう。

だが、大学を卒業して社会人となった昨年は、11月の全日本選手権の決勝で東京オリンピック日本代表の江村美咲との接戦を制して初優勝。昨年末には自身のインスタグラムで、「オリンピックに出場できなかった悔しさが自分を成長させたと思っています。この気持ちを忘れずにパリオリンピックに向けて頑張ります」と、意気込みを綴った。

今年3月に行われたワールドカップ・ギリシャ大会および5月初旬チュニジア大会では、団体戦の銀メダル獲得にも貢献。今大会で個人初のグランプリ表彰台となった。

パリ2024での「オリンピック金メダル獲得」を目標に、前進を続ける。

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