パリ2024馬術 日本代表決定!杉谷泰造は夏のオリンピック歴代最多出場の7回目

執筆者 Yukifumi Tanaka / 田中幸文
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Taizo Sugitani of Japan riding Imothep competes during the Jumping Individual and Team Qualifier on Day 9 of the Rio 2016 Olympic Games at the Olympic Equestrian Centre on August 14, 2016 in Rio de Janeiro, Brazil.
写真: 2016 Getty Images

日本馬術連盟は6月17日に開幕まで40日を切ったパリ2024に出場する全ての日本代表候補人馬(※1)を発表した。

団体で出場権を獲得している障害馬術の代表選手には、パリ2024で通算7回目のオリンピック出場となる杉谷泰造(写真上)が選出された。杉谷は、アトランタ1996からリオ2016までのオリンピック6大会に連続出場。パリ2024で2大会ぶりにオリンピック出場を果たす杉谷は、夏のオリンピックでは日本代表で歴代最多の出場回数となる「7」を記録する。

このほか、北京2008と東京2020に出場し、パリ2024で3度目のオリンピック出場となる佐藤英賢と、オリンピック初出場のHaase柴山崇が選ばれている。

同じく団体で出場する総合馬術では、パリ2024で5大会連続のオリンピック出場となる大岩義明をはじめ、3大会連続出場の北島隆三、そして東京2020で個人4位入賞を果たしている戸本一真の3名が代表選手に選ばれている。

パリ2024馬術の日本代表候補人馬は、下表(※2)の通り。

※1 オリンピック代表選手に関しては、各国内オリンピック委員会(NOC:日本の場合、日本オリンピック委員会/JOCを指す)が責任を持っており、パリ2024への選手の参加は、選手が属するNOCがパリ2024代表選手団を選出することにより確定する。

※2 障害馬術は6月17日付、総合馬術は6月10日付(日本馬術連盟の発表順に基づく)

パリ2024は7月26日に開幕する。また、馬術競技はヴェルサイユ宮殿を会場にして、翌27日より総合馬術からメダルをかけた争いが始まる。