【サッカー】E-1選手権男子:SAMURAI BLUE、中国代表にスコアレスドロー

SAMURAI BLUE(男子日本代表)は7月24日、EAFF(東アジアサッカー連盟)E-1サッカー選手権2022決勝大会で中華人民共和国代表と対戦。スコアレスドローに終わった。男子の最終節は27日に豊田スタジアムで開催。勝点4の日本は、勝点6の大韓民国代表と対戦する。

1 執筆者 渡辺文重
HASHIMOTO Kento
(Getty Images)

7月19日から27日にかけて日本で開催されるEAFF(東アジアサッカー連盟)E-1サッカー選手権2022決勝大会。24日は愛知県・豊田スタジアムで男子第2節の2試合が行われた。

■日本は中国とスコアレスドロー

SAMURAI BLUE(男子日本代表)と中華人民共和国代表の試合は19時20分キックオフを迎えた。日本のスターティングメンバーは以下の通り。

  • GK 1 大迫 敬介

  • DF 19 佐々木 翔 (Cap.)

  • DF 4 中谷 進之介

  • DF 22 荒木 隼人

  • DF 25 小池 龍太

  • MF/FW 7 野津田 岳人

  • MF/FW 8 森島 司

  • MF/FW 14 脇坂 泰斗

  • MF/FW 15 橋本 拳人

  • MF/FW 17 宮市 亮

  • MF/FW 20 細谷 真大

日本は序盤からボールを支配。主導権を握ったかのように見えたが、中国は5バックとMF4人がブロックを敷き、決定機を許さない。日本は宮市のドリブル、脇坂や細谷などでシュート見せ場を作るも、無得点のまま前半終了を迎える。

日本の森保一監督は62分に杉岡大暉(←佐々木)と町野修斗(←細谷)、69分に満田誠(←宮市)、81分に相馬勇紀(←森島)と西村拓真(←脇坂)を投入するなど打開を図るも、得点には至らない。日本は合計20本のシュートを放つも、最後までゴールを割れず、スコアレスドローで試合を終えた。


■優勝を懸け、27日に韓国戦

16時キックオフの大韓民国代表と香港代表による試合は、3-0で韓国が勝利。17分にMFカン・ソンジンの得点で先制すると、74分にDFホン・チョル、86分に再びカン・ソンジンがゴールを決めた。韓国は2連勝で勝点6。

E-1選手権の男子最終節は27日に豊田スタジアムで開催。日本は大会3連覇中の韓国と対戦する。女子最終節は26日に茨城県立カシマサッカースタジアムで開催。勝点6で首位のなでしこジャパン(女子日本代表)は2連覇を懸け、勝点4の中国と対戦する。

■日本代表メンバー

GK

1.大迫 敬介(サンフレッチェ広島)
12.谷 晃生(湘南ベルマーレ)
23.鈴木 彩艶(浦和レッズ)

DF

19.佐々木 翔(サンフレッチェ広島)
3.谷口 彰悟(川崎フロンターレ)
2.山根 視来(川崎フロンターレ)
5.畠中 槙之輔(横浜F・マリノス)
25.小池 龍太(横浜F・マリノス)
4.中谷 進之介(名古屋グランパス)
22.荒木 隼人(サンフレッチェ広島)
24.大南 拓磨(柏レイソル)
13.杉岡 大暉(湘南ベルマーレ)

MF/FW

18.水沼 宏太(横浜F・マリノス)
10.岩崎 悠人(サガン鳥栖)
17.宮市 亮(横浜F・マリノス)
15.橋本 拳人(ヴィッセル神戸)
7.野津田 岳人(サンフレッチェ広島)
14.脇坂 泰斗(川崎フロンターレ)
9.西村 拓真(横浜F・マリノス)
16.相馬 勇紀(名古屋グランパス)
6.岩田 智輝(横浜F・マリノス)
8.森島 司(サンフレッチェ広島)
21.満田 誠(サンフレッチェ広島)
11.町野 修斗(湘南ベルマーレ)
20.細谷 真大(柏レイソル)
26.藤田 譲瑠チマ(横浜F・マリノス)

■E-1選手権

EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会は当初中国で開催予定だったが、中国政府の新型コロナウイルスに対する防疫対策を理由に、中国での開催を断念。これを受け同大会は日本で開催されることとなった。シードチームを除くチームでの予選は行わず、EAFF加盟協会のチームの中で2022年3月31日時点の男女のFIFAランキングの上位チームに対して決勝大会への出場権付与(朝鮮民主主義人民共和国は参加辞退)。男子は日本、中国、韓国、香港代表、女子は日本、中国、韓国、チャイニーズ・タイペイ代表が出場する。

2019年に行われた前回大会男子では韓国が3勝0敗で5度目の優勝。日本は過去1度(2013年)優勝している。

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