【サッカー】E-1選手権男子:SAMURAI BLUEが香港に大勝…西村拓真、相馬勇紀、町野修斗が2得点

EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会が7月19日に開幕。男子日本代表・SAMURAI BLUEは、初戦で香港代表と対戦し、6-0で勝利した。西村拓真、相馬勇紀、町野修斗がそれぞれ2得点。次戦は24日の中国代表戦となる。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Yuki Soma
(Getty Images)

EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会が7月19日に開幕した。男子日本代表・SAMURAI BLUEは茨城県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)で香港代表と対戦。西村拓真(横浜F・マリノス)、相馬勇紀(名古屋グランパス)、町野修斗(湘南ベルマーレ)が2得点ずつを挙げ、6-0で勝利した。

FIFA(国際サッカー連盟)ランキングでは日本の24位に対し、香港は145位。ランキングが示すとおり、日本が終始試合を優位に進めた。口火を切ったのはTokyo2020にも出場した相馬。2分、ゴール前でフリーキックを得ると、カーブをかけた相馬のシュートが直接ネットを揺らした。

20分には山根視来(川崎フロンターレ)のクロスを町野が頭で合わせて2-0。直後の22分には西村が巧みな反転からシュートを決めてリードを広げた。40分にも西村がドリブルからミドルシュートを突き刺してこの日2点目。前半だけ4点差をつけて折り返した。

後半になっても攻撃の手を緩めず、55分に相馬が技ありのヒールシュート、57分に町野がこぼれ球を押し込んで6-0。その後は岩崎悠人(サガン鳥栖)、宮市亮(横浜F・マリノス)、大南拓磨(柏レイソル)といったフレッシュなメンバーも投入しつつ、無失点で試合を終えた。

初戦を白星で飾った日本は24日の第2節で中華人民共和国と対戦。27日には大韓民国代表と最終節で対戦する。

■日本代表メンバー

GK

1.大迫 敬介(サンフレッチェ広島)
12.谷 晃生(湘南ベルマーレ)
23.鈴木 彩艶(浦和レッズ)

DF

19.佐々木 翔(サンフレッチェ広島)
3.谷口 彰悟(川崎フロンターレ)
2.山根 視来(川崎フロンターレ)
5.畠中 槙之輔(横浜F・マリノス)
25.小池 龍太(横浜F・マリノス)
4.中谷 進之介(名古屋グランパス)
22.荒木 隼人(サンフレッチェ広島)
24.大南 拓磨(柏レイソル)
13.杉岡 大暉(湘南ベルマーレ)

MF/FW

18.水沼 宏太(横浜F・マリノス)
10.岩崎 悠人(サガン鳥栖)
17.宮市 亮(横浜F・マリノス)
15.橋本 拳人(ヴィッセル神戸)
7.野津田 岳人(サンフレッチェ広島)
14.脇坂 泰斗(川崎フロンターレ)
9.西村 拓真(横浜F・マリノス)
16.相馬 勇紀(名古屋グランパス)
6.岩田 智輝(横浜F・マリノス)
8.森島 司(サンフレッチェ広島)
21.満田 誠(サンフレッチェ広島)
11.町野 修斗(湘南ベルマーレ)
20.細谷 真大(柏レイソル)
26.藤田 譲瑠チマ(横浜F・マリノス)

■E-1選手権

EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会は当初中国で開催予定だったが、中国政府の新型コロナウイルスに対する防疫対策を理由に、中国での開催を断念。これを受け同大会は日本で開催されることとなった。シードチームを除くチームでの予選は行わず、EAFF加盟協会のチームの中で2022年3月31日時点の男女のFIFAランキングの上位チームに対して決勝大会への出場権付与(朝鮮民主主義人民共和国は参加辞退)。男子は日本、中国、韓国、香港代表、女子は日本、中国、韓国、チャイニーズ・タイペイ代表が出場する。

2019年に行われた前回大会男子では韓国が3勝0敗で5度目の優勝。日本は過去1度(2013年)優勝している。

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