日本開催のEAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会は7月19日に開幕。男子日本代表・SAMURAI BLUEは19日の初戦で香港代表に6-0で白星を飾った。第2節では中国代表と対戦する。
■日程・放送予定
【第2節】
7月24日19:20開始 日本 vs.中国(豊田スタジアム)
■見どころ
11月にFIFAワールドカップカタール2022を控える日本代表。日本の主力を占めているのはヨーロッパのクラブに所属する海外組だが、今大会の日本代表は国内組で構成されている。国内組が海外組に割って入ることが難しかったため、今大会は国内組にとって絶好のアピールチャンスとなる。試合の結果はもちろん、チーム内の競争も注目が集まる大会だ。
19日の初戦では香港代表と対戦。西村拓真、相馬勇紀、町野修斗の3人が2点ずつを決め、6-0の大勝を飾った。この3選手は早速アピールに成功したと言えるだろう。西村は距離があってもシュートを決めきる能力を、相馬は直接フリーキックで得点を奪えることを、町野は優れたゴールへの嗅覚を示した。
中国代表は香港と比べてより厳しい試合となることが予想される。ゴールラッシュとはいかないかもしれないが、新たな戦力の台頭を楽しみにしたい。
日本代表の試合日程
【第1節】
7月19日19:20開始 日本 6-0 香港**(茨城県立カシマサッカースタジアム)**
【第3節】
■日本代表メンバー
GK
1.大迫 敬介(サンフレッチェ広島)
12.谷 晃生(湘南ベルマーレ)
23.鈴木 彩艶(浦和レッズ)
DF
19.佐々木 翔(サンフレッチェ広島)
3.谷口 彰悟(川崎フロンターレ)
2.山根 視来(川崎フロンターレ)
5.畠中 槙之輔(横浜F・マリノス)
25.小池 龍太(横浜F・マリノス)
4.中谷 進之介(名古屋グランパス)
22.荒木 隼人(サンフレッチェ広島)
24.大南 拓磨(柏レイソル)
13.杉岡 大暉(湘南ベルマーレ)
MF/FW
18.水沼 宏太(横浜F・マリノス)
10.岩崎 悠人(サガン鳥栖)
17.宮市 亮(横浜F・マリノス)
15.橋本 拳人(ヴィッセル神戸)
7.野津田 岳人(サンフレッチェ広島)
14.脇坂 泰斗(川崎フロンターレ)
9.西村 拓真(横浜F・マリノス)
16.相馬 勇紀(名古屋グランパス)
6.岩田 智輝(横浜F・マリノス)
8.森島 司(サンフレッチェ広島)
21.満田 誠(サンフレッチェ広島)
11.町野 修斗(湘南ベルマーレ)
20.細谷 真大(柏レイソル)
26.藤田 譲瑠チマ(横浜F・マリノス)
■E-1選手権
EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会は当初中国で開催予定だったが、中国政府の新型コロナウイルスに対する防疫対策を理由に、中国での開催を断念。これを受け同大会は日本で開催されることとなった。シードチームを除くチームでの予選は行わず、EAFF加盟協会のチームの中で2022年3月31日時点の男女のFIFAランキングの上位チームに対して決勝大会への出場権付与(朝鮮民主主義人民共和国は参加辞退)。男子は日本、中国、韓国、香港代表、女子は日本、中国、韓国、チャイニーズ・タイペイ代表が出場する。
2019年に行われた前回大会男子では韓国が3勝0敗で5度目の優勝。日本は過去1度(2013年)優勝している。