卓球とは?
**卓球は、ラケットとボールを使い、2人または2人組でプレーする競技。**テニスと類似するが、英語の競技名である“テーブルテニス”の通り、台の上でい行われる。
卓球はいつ、どこで、誰が発明した?
1880年代、イギリスのヴィクトリア朝の上流階級の人々が、芝でのテニスに代わる優雅な食後のスポーツとして、ありあわせの道具を使って卓球を考案したと考えられている。ネットの代わりに本を並べ、シャンパンのコルクの丸い上部をボールとして用い、時には葉巻の箱の蓋がラケットになることもあったという。
1926年、ベルリンとロンドンで会議が開かれ、国際卓球連盟が設立された。
現在、競技用卓球人口は4,000万人、レクリエーション用卓球人口は数百万人と言われており、世界で最も多くの人が行っているスポーツだ。
卓球のルールは?
大会やラウンドによって異なるものの、**一般的に試合は5ゲーム制または7ゲーム制。各ゲームとも、2点差で11点先取した方が勝ちとなる。**また、パドルの種類にも決まりがある。
卓球とオリンピック
**1926年にロンドンで第1回世界選手権が開催されたが、1988年のソウル大会でオリンピックデビューを果たすまで、長期間を要した。**中華人民共和国の選手たちは、1988年から2021年まで37個の金メダルのうち32個を獲得し、圧倒的な活躍を続けている。
注目の卓球選手
馬龍、樊振東、陳夢、孫穎莎など中国勢が世界最高峰に君臨する一方で、ドイツ、日本、スウェーデン、ブラジル、Chinese Taipei、スロベニア、ナイジェリアなどがトーナメントで勝ち上がれるだけの実力を持つ選手を輩出している。また、フランス出身フェリックス&アレクシスのルブラン兄弟からも目が離せない。