Bリーグが今季残り全試合を中止に|新型コロナウイルスの影響で

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Bリーグの大河正明チェアマン

3月27日、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響により、2019-20シーズンのB1およびB2残り全試合とポストシーズンの中止を決定した。各地区の順位は現時点でのもので確定する。

Bリーグは27日に臨時の理事会を実施し、今シーズンの残り全試合の中止を決定した。中止の対象となるのは、B1第33節以降、B2第31節以降(第27節代替試合も含む)の全試合と、ポストシーズン(Bリーグチャンピオンシップ、B2プレーオフ、B1残留プレーオフ、B1・B2入れ替え戦、B2・B3入れ替え戦)の全試合。

3月17日に、B1第29~32節、B2第27節延期分と29~30節の中止を発表後、Bリーグはシーズン再開の方法を最後まで模索し続けたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、選手、クラブ、ファンの健康を最優先に考え、今シーズンの全試合中止を決断したとしている。

今シーズンはチャンピオンシップを開催しないため今シーズンの優勝クラブはなく、リーグ戦各地区の順位のみが確定する。

また降格の実施はしない。昇格の対象は2クラブとなり、2020-21シーズンはB1所属20クラブ、B2所属16クラブで開催されることが決まった。

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