カウントダウンが始まる: ブリスベン、2032年夏季オリンピックまで9年の節目を祝う
オリンピックリングとパラリンピックアギトス、両大会のシンボルがオーストラリアのブリスベンに上陸。この2つのシンボルがオーストラリアで展示されるのは、2000年のシドニー大会以来だ。
ブリスベン2032が9年後に迫ったことを記念して、クイーンズランド州南東部の30以上のコミュニティが週末(7月22日~23日)に祝賀会を開催した。
ブリスベンを象徴する場所には、巨大なオリンピックリングとパラリンピックアギトスを展示。
来場者は、さまざまなアクティビティに参加したり、リングや アギトスとの写真撮影を楽しんだ。
ブリスベン2032組織委員会アンドリュー・リバリス会長は、「リングとアギトスは、ブリスベンがLA、パリ、ロンドン、その他多くの都市と並び、世界のオリンピック・パラリンピックシティとなったことをあらためて印象づけるものだ」とコメント。
スポーツと高齢者介護を担当するアニカ・ウェルズ大臣は、「オーストラリアは、この美しい国をスポーツ界の中心地として位置づけ、クイーンズランド州とオーストラリアに確固たるレガシーを残す、この人生を変えるような祭典までさらに1年近づいた」と話した。
「この2年間で、私たちは多くのことを成し遂げた。そしてこれからの9年で、さらに多くのことを成し遂げることだろう。オリンピック・パラリンピックシティと州であることは、今世紀最大の変革の起爆剤となる。世界は、我々がクイーンズランド州について愛していることすべてを発見し、クイーンズランド州は勝者となることでしょう」と、クイーンズランド州首相兼オリンピック・パラリンピック担当のアナスタシア・パラスチュク大臣は語った。
ブリスベンでのオリンピック開会式は、2032年7月23日に開催される。