日本代表、ドイツ代表に20点差で敗れる…八村塁が20得点と奮闘|パリ2024バスケットボール男子
執筆者 Olympics.com1 分|
パリ2024オリンピックのバスケットボール男子の競技日程が7月27日に始まり、日本代表・AKATSUKI JAPANはスタッド・ピエール=モーロワでドイツ代表との初戦に臨んだ。
試合は序盤からドイツがリードを奪う展開に。日本は八村塁が最初のポイントを決めると、渡邊雄太が3Pシュートを沈めてドイツを追いかける。しかし中盤からペイントエリアで強さを発揮したドイツが日本を引き離し、21-28で第1クォーター(Q)を終えた。
第2Qもドイツが主導権を持って試合を進め、最大で16点差までつけられる。それでも、ここから渡邊雄太の3Pシュートを皮切りにジョシュ・ホーキンソンや河村勇輝が連続得点を決めて9-0のラン。40-47まで詰め寄る。再び離されかけたが、八村のペイントアタックからフリースローで食らいつき、44-52と一桁の点差で折り返した。
第3Qで追い上げたい日本だったが、なかなか流れを引き寄せられない。ジリジリと点差を広げられ、13点差で第4Qを迎えた。河村勇輝が遠い距離から3Pシュートを沈めて点差を詰めるが、そこから日本の得点がストップ。ドイツが一気に引き離しにかかり、この試合最大の19点差をつけられる。タイムアウトを挟んで吉井裕鷹の3Pシュートなどで粘りを見せるも、ドイツがリードを守って試合終了。20点差の77-97で、日本は敗れた。
個人では八村が20得点、渡邊雄太が16得点と気を吐いたが、チーム全体では2ポイントシュートの成功率が36パーセントと低調。64パーセントを記録したドイツと対照的な結果となった。
日本の予選ラウンド2戦目は30日に行われ、同じスタッド・ピエール=モーロワで開催国のフランス代表と対戦する。その後は8月2日に最終戦でブラジル代表と激突する。
■組み合わせ
■日本代表メンバー