東京体育館にて開催中の「世界バドミントン選手権大会2022」は、8月27日に大会最終日を迎える。大会のフィナーレを飾る決勝戦に、日本から女子シングルスで連覇を目指す山口茜、前回大会混合ダブルス銀メダルの渡辺勇大/東野有紗が出場する。
■世界バドミントン第7日の放送予定
8月28日(日)決勝 15:00試合開始
- 地上波:テレビ朝日系列(21:55-23:55)※全国ネット
- BS/CS:CSテレ朝チャンネル2(16:00-21:00、24:00-28:00)
- ネット:スカパー!番組配信(16:00-21:00、24:00-28:00)
※放送予定は録画を含む
■世界バドミントン第7日の日本代表出場マッチ
女子シングルス
- 山口茜 - チェン・ユーフェイ(中国)
混合ダブルス
- 渡辺勇大/東野有紗 - ジェン・シーウェイ/ファン・ヤチョン(中国)
■そのほかの決勝カード
男子シングルス
- ビクター・アクセルセン(デンマーク)- クンラブット・ヴィチットサーン(タイ)
男子ダブルス
- モハマド・アッサン/ヘンドラ・セティアワン(インドネシア)- アーロン・チア/ソー・ウィイック(マレーシア)
女子ダブルス
- チェン・チンチェン/ジァ・イーファン(中国)- キム・ソヨン/コン・ヒヨン(韓国)
■世界バドミントン第7日の見どころ
8月22日に開幕した世界バドミントンも、いよいよ28日の決勝戦で最終日を迎える。日本からファイナルに残ったのは女子シングルスの山口茜、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗の3選手。山口は前回に続く連覇を、前回大会は決勝で涙をのんだ“ワタガシ”はリベンジを狙う1日となる。
山口は今大会の4戦を、すべてストレートで勝ち上がってきた。準決勝では、直近の対戦で敗れていたアン・セヨン(韓国)にも勝利。プレーにも隙は見られず、心身ともに充実した状態で決勝を迎えられそうだ。
決勝で対戦するのは第4シードのチェン・ユーフェイ(中国)。前回大会決勝で金メダルを争った、第2シードのタイ・ツーイン(チャイニーズ・タイペイ)を準決勝を破っている選手だけに、簡単な試合とはならないだろう。それでも、山口は準決勝後に「あまり結果は気にせず、楽しくやりたい」と気負うことなく、あくまでも自然体。母国開催の決勝戦を楽しむことができれば、自ずと結果はついてくるはずだ。
ワタガシペアも前回大会に続く決勝進出。準決勝では第9シードのマーク・ラムスフス/イザベル・ロハウ(ドイツ)を21-8、21-6で下した。試合時間が30分に満たない圧勝で、体力を温存できたことは決勝に向けて有利に働きそうだ。
金メダルを懸けた一戦は第1シードのジェン・シーウェイ/ファン・ヤチョン(中国)と相まみえる。世界ランキング1位、今シーズンツアー4勝を挙げている強敵だ。大一番を前に、東野は「あと1試合、自分たちらしいプレーができるように頑張っていきたい」とコメントした。前回大会の借りを返すような、最高のパフォーマンスに期待したい。
■日本代表選手
男子(16名)
- 桃田賢斗(東日本電信電話株式会社社員)
- 常山幹太(トナミ運輸株式会社社員)
- 西本拳太(株式会社ジェイテクト社員)
- 奈良岡功大(IMG)
- 保木卓朗(トナミ運輸株式会社社員)
- 小林優吾(トナミ運輸株式会社社員)
- 古賀輝(東日本電信電話株式会社社員)
- 齋藤太一(東日本電信電話株式会社社員)
- 竹内義憲(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 松居圭一郎(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 岡村洋輝(BIPROGY株式会社社員)
- 小野寺雅之(BIPROGY株式会社社員)
- 渡辺勇大(BIPROGY株式会社所属)
- 金子祐樹(BIPROGY株式会社社員)
- 山下恭平(東日本電信電話株式会社社員)
- 緑川大輝(早稲田大学4年)
女子(16名)
- 山口茜(株式会社再春館製薬所社員)
- 奥原希望(太陽ホールディングス株式会社所属)※8月19日付出場辞退
- 髙橋沙也加(BIPROGY株式会社社員)
- 大堀彩(トナミ運輸株式会社社員)
- 福島由紀(株式会社丸杉社員)
- 廣田彩花(株式会社丸杉社員)
- 永原和可那(株式会社北都銀行社員)
- 松本麻佑(株式会社北都銀行社員)
- 志田千陽(株式会社再春館製薬所社員)
- 松山奈未(株式会社再春館製薬所社員)
- 中西貴映(BIPROGY株式会社社員)
- 岩永鈴(BIPROGY株式会社社員)
- 東野有紗(BIPROGY株式会社社員)
- 松友美佐紀(BIPROGY株式会社社員)
- 篠谷菜留(東日本電信電話株式会社社員)
- 齋藤夏(認定NPO法人ACT SAIKYO)