BWF(世界バドミントン連盟)は11月8日、各種目の世界ランキングを更新。混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗(BIPROGY)が初めて1位に浮上した。
「ワタガシ」の愛称でも知られる渡辺/東野の最高位は9月15日から10月30日発表までの2位。最新の発表でデチャポン・プアバラヌクロ/サプシリー・タエラッタナチャイ(タイ)と入れ替わり、ペアとして初めて世界ランク1位に到達した。
渡辺/東野は2021年にTokyo2020で銅メダルを獲得。2022年3月には全英オープンを制したほか、8月の世界選手権で準優勝した。
ジェン・スーウェイ/ファン・ヤーチョン(中国)がわずかな差で2位。同ペアは今シーズンのBWFワールドツアーで9勝を挙げているため、今後渡辺/東野に替わって世界ランキング1位になることが見込まれている。
女子シングルスの山口茜(再春館製薬所)は前週から変わらず1位をキープ。10週に渡ってトップの座を維持している。男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)も9月21日から8週連続で1位。女子ダブルスの志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)は過去最高の2位に浮上した。
■BWF世界ランキング日本人トップ3名・組(11月8日付け)
男子シングルス
- 9位 桃田 賢斗(NTT東日本)
- 14位 常山 幹太(トナミ運輸)
- 15位 奈良岡 功大(IMG)
女子シングルス
- 1位 山口 茜(再春館製薬所)
- 12位 奥原 希望(太陽ホールディングス)
- 14位 髙橋 沙也加(BIPROGY)
男子ダブルス
- 1位 保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)
- 19位 古賀 輝/齋藤 太一(NTT東日本)
- 30位 松居 圭一郎/竹内 義憲(日立情報通信エンジニアリング)
女子ダブルス
- 2位 志田 千陽/松山 奈未(再春館製薬所)
- 5位 永原 和可那/松本 麻佑(北都銀行)
- 8位 福島 由紀/廣田 彩花(丸杉)
混合ダブルス
- 1位 渡辺 勇大/東野 有紗(BIPROGY)
- 15位 金子 祐樹/松友 美佐紀(BIPROGY)
- 18位 山下 恭平/篠谷 菜留(NTT東日本)