山口茜と大堀彩は準決勝進出ならず|パリ2024・バドミントン女子シングルス準々決勝

執筆者 Masataka Kosugi / 小杉正貴
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Akane Yamaguchi
写真: 2024 Getty Images

パリ2024オリンピック・バドミントン女子シングルス準々決勝が現地時間8月3日、ラ・シャペル・アリーナで行われた。日本代表の山口茜はアン・セヨン(大韓民国)と、大堀彩はカロリナ・マリン(スペイン)との対戦に臨んだ。

山口は相手の返球に食らいつき、粘りのラリーから得点を重ねて第1ゲームを21-15で奪う。第2ゲームは左右に揺さぶられる形が増え、6-11で折り返し。終盤にかけて追い上げを見せたものの、17-21で落として最終第3ゲームに突入した。第3ゲームも相手のペースで試合が進み、中盤までに最大8点差をつけられる展開。最後までその差を埋めることができず8-21で連取され、逆転負けで準決勝進出を逃した。

大堀は第1ゲーム序盤こそリードを持って試合を進めたが、5-3から4連続で失点すると試合の流れはマリンへ。13-21でこのゲームを落とした。第2ゲームはいきなり0-4とされる苦しい立ち上がり。9-11と一時は2点差まで詰め寄ったが、中盤から突き放され14-21。ストレートで敗れ、準々決勝敗退となった。