アン・セヨンがヘ・ビンジャオを下して金メダル獲得|パリ2024・バドミントン女子シングルス決勝

執筆者 Masataka Kosugi / 小杉正貴
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Se Young An
写真: 2024 Getty Images

パリ2024オリンピック・バドミントン女子シングルス決勝が現地時間8月5日、ラ・シャペル・アリーナで行われた。

決勝に進んだのはアン・セヨン(大韓民国)とヘ・ビンジャオ(中華人民共和国)。試合はアンが21-13で第1ゲームを奪い、金メダルに王手をかける。第2ゲームは中盤まで11-11と互角に推移したが、アンが中盤から5連続でポイント。そのまま押し切って21-16で制し、金メダルを獲得した。

アンは試合後、「夢が叶った瞬間でした。私の全盛期はまだこれからです。この経験を踏まえて、もっと強くなった姿を見せられると信じています」と喜びを語った。

銅メダルはグレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)。ヘ・ビンジャオと準決勝で対戦したカロリナ・マリン(スペイン)が負傷により試合途中で棄権したため、3位決定戦は行われず、トゥンジュンへ銅メダルが贈られた。