パリ2024バドミントン女子日本代表、白星スタート!山口茜「いいリズムで動けていた」
パリ2024オリンピックのバドミントン予選ラウンドの戦いが7月27日よりポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナにて幕を開け、日本よりシングルス1名、ダブルス3組が出場した。
女子シングルスの山口茜は、ミャンマー代表選手(THET HTAR Thuzar)と対戦し、ゲームカウント2−0(21−12, 21−10)のストレート勝利を飾った。
試合後のインタビューで山口は、「こっち(パリ)に来てから、自分の中ではあまりリズム良くできていなかったんですけど、今日の試合を通していいリズムで動けていたと思う。今日の試合を自信にして、(次戦に向けて)より良くしていければいいなと思います」と、2度目のオリンピック出場となるパリ2024でのタイトル獲得に向けて、手応えを覗かせた。
女子ダブルスでは、日本代表2組が出場。
現地時間午前中の試合に出場した東京2020からの2大会連続オリンピック出場を果たす永原和可那/松本麻佑は、インドネシア代表(RAHAYU Apriyani/RAMADHANTI Siti Fadia Silva)と対戦し、2−0(24−22, 21-15)でストレート勝利を飾っている。
また、午後の試合では、パリ2024でオリンピックデビューとなる志田千陽/松山奈未の2人が登場し、オーストラリア代表(MAPASA Setyana/YU Angela)と相見え、ゲームカウント2−0(21−18, 21-14)で同じくストレートでの勝利で白星発進となった。試合後のインタビューで、松山は「最初は風もあって結構やりにくい印象があったのですけど、 2人で話し合いながら、コーチにアドバイスももらいながら、最後は勝ち切れたことは良かったなと思います」と試合を振り返った。一方、初戦を「緊張した」と語った志田は「(対戦相手がこれまで)勝ったことのない相手だったので、そこも意識しすぎたかな。いいスタートが切れなかったですけど、最終的に松山もひと試合通してすごく引っ張ってくれて、そこに頼りながら最終的には "シダマツ" らしいプレーも出せて勝ち切れたので、良かったかなと思います」と、2人のチームワークの良さをアピールした。
このほか、男子ダブルスに出場した保木卓朗/小林優吾は、Chinese Taipei代表(LEE Yang/WANG Chi-Lin)と対戦し、0−2(12−21, 10-21)で敗れ、初戦は黒星に終わっている。
パリ2024バドミントンの予選ラウンド第1戦は、翌28日にも行われる。