「ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン2022」が8月30日から9月4日まで、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市港区)にて開催される。28日に閉幕した世界バドミントン選手権大会において、女子シングルス2連覇の快挙を成し遂げた山口茜、混合ダブルスで2大会連続銀メダルに輝いた「ワタガシペア」こと、渡辺勇大/東野有紗、女子ダブルスで銅メダルを獲得した「ナガマツペア」こと、永原和可那/松本麻佑、さらに世界バドミントンで悔し涙を流した男子シングルスの桃田賢斗や西本拳太、男子ダブルスの「ホキコバペア」こと、保木卓朗/小林優吾など、男子13名、女子14名の合計27名の日本代表選手が本大会に出場予定だ。ここでは、大会全日程の放送予定と見どころを紹介しよう。
■日程・放送予定
8月30日(火)1回戦 10:00開始
- BS/CS:J SPORTS 3(9:50〜)
- ネット:J SPORTS オンデマンド(9:50〜)
8月31日(水)1回戦 10:00開始
- BS/CS:J SPORTS 3(9:50〜)
- ネット:J SPORTS オンデマンド(9:50〜)
9月1日(木)2回戦 10:00開始
- BS/CS:J SPORTS 3(9:50〜)
- ネット:J SPORTS オンデマンド(9:50〜)
9月2日(金)準々決勝 10:00開始
- BS/CS:J SPORTS 3(9:50〜)
- ネット:J SPORTS オンデマンド(9:50〜)
9月3日(土)準決勝 10:00開始
- BS/CS:J SPORTS 3(9:50〜)、BSフジ(13:30〜)
- ネット:J SPORTS オンデマンド(9:50〜)
9月4日(日)決勝 11:30試合開始
- BS/CS:J SPORTS 3(11:20〜)、BSフジ(17:00〜)
- ネット:J SPORTS オンデマンド(11:20〜)
■見どころ
日本初開催となった「世界バドミントン選手権大会」が、8月28日に東京体育館(東京都渋谷区)にて全てのスケジュールを終え、閉幕した。
日本勢では、女子シングルスの山口茜が2連覇を達成、混合ダブルスの「ワタガシペア」こと、渡辺勇大/東野有紗が2大会連続の銀メダルを獲得、さらに女子ダブルスでは「ナガマツペア」こと、永原和可那/松本麻佑のふたりが銅メダルに輝くなど、金1、銀1、銅1の合計3個のメダルを獲得した。
その興奮冷めやらぬ中、今度は舞台を大阪に移して、ふたたびバドミントンの国際大会が行われる。それが「ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン2022(ジャパンOP)」だ。新型コロナウィルス(COVID-19)の世界的な感染拡大の影響により、ジャパンOPは2019年以来3年ぶりの開催となる。
年間26大会で構成されるBWF(世界バドミントン連盟)統括のワールドツアーのひとつであるジャパンOPは、5段階に区分されるレベルの中で上から2番目の「スーパー750」に区分される。より高額な賞金にくわえ、毎年12月に行われるワールドツアー・ファイナル大会に出場するためのより高いランキングポイントが獲得できるジャパンOPでは、他のツアー大会同様に、男女のシングルスとダブルスに、混合ダブルスを合わせた5種目が行われる。
このジャパンOPには、日本より男子13名、女子14名の合計27名がエントリー(8月25日付)している。
注目選手はやはり、世界選手権で2連覇を達成した女子シングルス日本代表の山口茜だ。金メダル獲得直後のインタビューで、山口はジャパンOPに向けて強い意気込みを語っている。
「気持ちを切り替えて、いいプレーがたくさんできるように頑張りたいと思います」
- 山口茜
また、世界選手権で惜しくも銀メダルに終わった "ワタガシ"のふたりも、その雪辱を果たすべく、気持ちはすでにジャパンOPに向かっていた。
「またリベンジできるように練習していきたいです」
- 東野有紗
「世界選手権の金メダルを目指して、僕らの中でフォーカスしてやってきたので、悔しい気持ちはたくさんあります。(ジャパンOPに向けて)また切り替えてやらなきゃいけないなと、今は思っています」
- 渡辺勇大
このほかにも、世界選手権女子ダブルスで銅メダルを獲得した"ナガマツ"こと、永原和可那/松本麻佑や、男子シングルスでまさかの2回戦敗退となった桃田賢斗や、ランキングの格上選手を撃破して世界を驚かせた西本拳太をはじめ、男子ダブルスの"ホキコバ"こと、保木卓朗/小林優吾など、日本開催の国際大会でリベンジに燃える選手たちが目白押しだ。
バドミントンの熱狂は、暦の夏が終わっても、日本ではまだまだ終わりそうにない。
■日本代表選手
※2022年8月25日 日本バドミントン協会 発表
男子(13名)
- 桃田賢斗(東日本電信電話株式会社社員)
- 常山幹太(トナミ運輸株式会社社員)
- 西本拳太(株式会社ジェイテクト社員)
- 奈良岡功大(IMG)
- 保木卓朗(トナミ運輸株式会社社員)
- 小林優吾(トナミ運輸株式会社社員)
- 古賀輝(東日本電信電話株式会社社員)
- 齋藤太一(東日本電信電話株式会社社員)
- 竹内義憲(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 松居圭一郎(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 渡辺勇大(BIPROGY株式会社所属)
- 金子祐樹(BIPROGY株式会社社員)
- 山下恭平(東日本電信電話株式会社社員)
女子(14名)
- 山口茜(株式会社再春館製薬所社員)
- 奥原希望(太陽ホールディングス株式会社所属)
- 髙橋沙也加(BIPROGY株式会社社員)
- 大堀彩(トナミ運輸株式会社社員)
- 川上紗恵奈(株式会社北都銀行社員)
- 永原和可那(株式会社北都銀行社員)
- 松本麻佑(株式会社北都銀行社員)
- 志田千陽(株式会社再春館製薬所社員)
- 松山奈未(株式会社再春館製薬所社員)
- 中西貴映(BIPROGY株式会社社員)
- 岩永鈴(BIPROGY株式会社社員)
- 東野有紗(BIPROGY株式会社社員)
- 松友美佐紀(BIPROGY株式会社社員)
- 篠谷菜留(東日本電信電話株式会社社員)