山口茜、シダマツ、ワタガシが準決勝進出┃バドミントン・インドOP2023第4日

ニューデリーで開催中のBWFワールドツアー、インドOPは現地時間1月20日に大会4日目を迎えた。この日は各種目準々決勝を実施。女子シングルスの山口茜、女子ダブルスの志田千陽/松山奈未、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗が準決勝に進んでいる。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2022 Getty Images)

世界バドミントン連盟(BWF)主催のワールドツアー、インドオープン2023(YONEX SUNRISE INDIA OPEN 2023)が現地時間1月17日から22日にかけ、ニューデリーのK.D.ジャダブ・インドアホールで開催されている。同大会のカテゴリーはSuper750。ここでは日本人選手を中心に、大会4日目となる20日の試合結果を紹介する。

■山口茜が準決勝進出

女子シングルス準々決勝には山口茜(再春館製薬所)が出場し、リオデジャネイロ2016金メダリストのキャロリーナ・マリン(スペイン)と対戦。山口は第1ゲームを21-17で先取するが、第2ゲームを14‐21で落とす。それでも最終第3ゲームを21-9でものにし、準決勝にコマを進めた。次戦の対戦相手は、スパニダ・カテトン(タイ)に決まっている。

■シダマツが4強

女子ダブルスでは“シダマツ”こと志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)が、タイのペアをストレートで破り準決勝に進んだ。中西貴映/岩永鈴(BIPROGY)はマレーシア組に敗れており、“シダマツ”はこのペアと準決勝で対戦する。

■ワタガシが勝利

混合ダブルス第3シードの“ワタガシ”渡辺勇大/東野有紗(BIPROGY)は、第5シードの韓国ペアと対戦。ストレート勝ちでベスト4入りした。Tokyo2020オリンピック銅メダルの"ワタガシ"は、同銀メダルのジェン・スーウェイ/ファン・ヤーチョン(中国)と準決勝で激突する。

■日程・放送予定

【日程】

1月17日〜22日

※日本とインドの時差は-3.5時間

【放送予定】

※2023年1月17日時点の情報

※大会公式HP掲載順(2023年1月17日時点)

■見どころ

2022年末の全日本バドミントン選手権大会が閉幕したばかりだというのに、バドミントン日本代表の「バードジャパン」の選手たちは、2023年の幕開けから、とかく忙しい。というのも、アジア地域でのBWFワールドツアーに3週連続で参戦するためだ。

1週前(1月10日〜15日)の「マレーシアオープン2023」では、女子シングルスの山口茜が優勝、男子シングルスでは奈良岡功大、混合ダブルスでは "ワタガシ"こと、渡辺勇大/東野有紗のTokyo2020銅メダルペアが準優勝に輝くなど、日本代表は好調なスタートを切っている。そして、インドの首都・ニューデリーへと会場を移し、1月17日から22日まではカテゴリー Super 750に認定されている「インドオープン2023」に参加する。なんといっても、昨シーズンのツアーファイナルを優勝し、年末の全日本選手権でも女王に輝いている山口が、今シーズンに入っても圧倒的な強さで、世界を席巻している。このインドオープンでツアー連勝を飾れるか、期待せずにはいられない。

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