世界バドミントン連盟(BWF)主催のワールドツアー、インドオープン2023(YONEX SUNRISE INDIA OPEN 2023)が現地時間1月17日から22日にかけ、ニューデリーのK.D.ジャダブ・インドアホールで開催されている。同大会のカテゴリーはSuper750。ここでは日本人選手を中心に、大会3日目となる19日の試合結果を紹介する。
BWFツアー公式:YONEX SUNRISE INDIA OPEN 2023
結果速報:YONEX SUNRISE India Open 2023 | Tournamentsoftware.com
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■山口茜が準々決勝進出
女子シングルス2回戦に進出した山口茜(再春館製薬所)は、ハン・ユエ(中華人民共和国)と対戦。2-0(21-14、21-17)で勝利を収めた。20日に行われる準々決勝では、キャロリーナ・マリン(スペイン)と対戦する。
マリンはリオデジャネイロ2016金メダリストで、インドOP1回戦では奥原希望(太陽ホールディングス)に勝利を収めている。
■シダマツがフクヒロを破る
女子ダブルス2回戦では、“シダマツ”こと志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)と、“フクヒロ”福島由紀/廣田彩花(丸杉)が対戦。試合は2-0(21-7、21-13)で、シダマツに軍配が上がった。中西貴映/岩永鈴(BIPROGY)は大韓民国組に勝利を収めて準々決勝進出。シダマツはタイ組と、中西/岩永はマレーシア組と対戦する。この試合の勝者同士が、21日の準決勝で対戦。決勝は22日に行われる。
■ワタガシがカネマツに勝利
混合ダブルス2回戦でも、日本人対決が行われた。第3シードの“ワタガシ”渡辺勇大/東野有紗(BIPROGY)は“カネマツ”金子祐樹/松友美佐紀(同)に2-0(21-15、21-16)で勝利。準々決勝では第5シードの韓国組と対戦する。
山下恭平/篠谷菜留(NTT東日本)はインドネシア組に勝利。次戦でノーシードの韓国組と対戦する。
■日程・放送予定
【日程】
1月17日〜22日
※日本とインドの時差は-3.5時間
【放送予定】
- BS/CS:J SPORTS(準々決勝<20日>・準決勝<21日>・決勝<22日>|いずれも生中継 15:20 スタート)
- ネット:BWF TV - YouTubeチャンネル
※2023年1月17日時点の情報
※大会公式HP掲載順(2023年1月17日時点)
■見どころ
2022年末の全日本バドミントン選手権大会が閉幕したばかりだというのに、バドミントン日本代表の「バードジャパン」の選手たちは、2023年の幕開けから、とかく忙しい。というのも、アジア地域でのBWFワールドツアーに3週連続で参戦するためだ。
1週前(1月10日〜15日)の「マレーシアオープン2023」では、女子シングルスの山口茜が優勝、男子シングルスでは奈良岡功大、混合ダブルスでは "ワタガシ"こと、渡辺勇大/東野有紗のTokyo2020銅メダルペアが準優勝に輝くなど、日本代表は好調なスタートを切っている。そして、インドの首都・ニューデリーへと会場を移し、1月17日から22日まではカテゴリー Super 750に認定されている「インドオープン2023」に参加する。なんといっても、昨シーズンのツアーファイナルを優勝し、年末の全日本選手権でも女王に輝いている山口が、今シーズンに入っても圧倒的な強さで、世界を席巻している。このインドオープンでツアー連勝を飾れるか、期待せずにはいられない。