ワールドアスレティックス主催の陸上競技最高峰リーグのワンダ・ダイヤモンドリーグ。6月9日に、フランス・パリで2023シーズンの第4戦が開催された。
■北口榛花が女子やり投優勝
北口榛花(JAL)が女子やり投を制した。北口は今季自己最高、通算では4番目の記録となる65m09をマーク。2位に終わった日本選手権から記録を伸ばし、日本代表に内定している8月の世界選手権に向け好調ぶりをアピールした。
2位には、Tokyo2020オリンピック銅メダルで2022年世界選手権覇者のケルシー=リー・ロバーツ(オーストラリア)が62m54で入っている。
■男子3000m障害物で三浦龍司が日本新記録
男子3000m障害物では、世界選手権日本代表内定の三浦龍司(順天堂大学)が8分09秒91で2位。世界新記録(7分52秒11)で制したラメチャ・ギルマ(エチオピア)には離されたものの、Tokyo2020で自身が樹立した日本記録を約2年ぶりに更新している。
フェイス・キピエゴン(ケニア)が女子5000mで世界新記録をマークし優勝。14分05秒20でフィニッシュし、従来の記録を1秒以上更新した。