高橋美紀、入江陵介らが銅メダル/アジア競技大会2022杭州・競泳2日目

アジア競技大会競泳の2日目。日本代表選手は、高橋美紀、入江陵介がぞれぞれ50m背泳ぎで銅メダル、トビウオジャパン男子日本チームは4x200m自由形リレーで銅メダルを獲得した。

1 執筆者 Hirotaka Hikoi
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第19回アジア競技大会(中華人民共和国・杭州)競泳競技は24日(日)から始まり29日(金)までの6日間行われる。

日本代表「トビウオジャパン」は、前回2018年ジャカルタ大会で、6個の金メダルと2個の銀メダルを獲得しMVPに輝いた池江璃花子をはじめ、男子21名、女子17名の総勢38選手が出場する。

2日目の9月25日(月)は、男子50m背泳ぎ、女子50m背泳ぎ、男子50m自由形、女子200m自由形、男子100m平泳ぎ、女子200m個人メドレー、男子4x200m自由形リレーの7種目が実施され、16名の日本代表選手が出場した。その結果、男子50m背泳ぎ、女子50m背泳ぎ、男子4x200m自由形リレーのそれぞれで銅メダルを獲得した。

ここでは、競泳2日目の日本代表選手の結果をまとめた。

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男子50m背泳ぎ

前回2018年ジャカルタ大会2位の入江陵介川本武史の2名が出場し、川本が25秒18で予選2位、入江が25秒35で予選4位となり決勝に進んだ。決勝では、入江は前日の男子100m背泳ぎでも対戦した2018年ジャカルタ大会金メダル、世界水泳福岡大会銅メダルのシュー・ジアユ(中華人民共和国)らと戦い、入江が予選よりタイムを上げ25秒15で3位となり銅メダルを獲得した。金メダルは、前日の男子100m背泳ぎでアジア競技大会新記録をマークしたシューが2冠。川本は25秒36で5位に終わった。

女子50m背泳ぎ

高橋美紀、相馬あいの2名が出場し、高橋が28秒24で予選3位、相馬は29秒50で予選11位となり、高橋が決勝に進出した。決勝で高橋は28秒21を記録し、アジア競技大会初出場で銅メダルを獲得した。金メダルは、27秒35で中華人民共和国のワン・シュエアルだった。

男子50m自由形

前回大会銀メダリストの中村克(かつみ)、この種目でアジア記録(21秒67)を持つ塩浦慎理(しんり)の2名が出場し、塩浦が22秒30で予選4位、中村が22秒52で予選7位となり決勝に進出。決勝では中村が22秒20でタイムを上げたものの5位だった。塩浦は22秒35で8位に終わった。金メダルは、アジア競技大会新記録となった21秒72をマークした大韓民国のイ・ユチャン。前日の男子100m自由形でアジア新記録をマークし金メダルとなったハン・テンラク(中華人民共和国)は3位だった。

女子200m自由形

池本凪沙(なぎさ)、白井璃緒(りお)の2名が出場し、池本が2分00秒36で予選4位、白井は2分01秒63で予選8位で決勝に進んだ。決勝では、1分53秒92のアジア記録で東京2020銀メダルのシボーン・バーナデット・ホーヒー(ホンコン・チャイナ)、前回大会金メダルのリ・ヒョウケツ(中華人民共和国)らと競い合い、池本が1分59秒32で5位、白井は2分00秒76で6位に終わった。金メダルは、アジア競技大会新記録となる1分54秒12をマークしたホーヒーだった。

男子100m平泳ぎ

渡辺一平佐藤翔馬の2名が出場し、渡部が1分01秒48で予選4位となり決勝に進んだ。佐藤は1分02秒00で予選9位となり、惜しくも決勝進出を逃した。決勝では、渡辺が予選よりタイムを上げたものの5位に終わった。優勝は、アジア記録(57秒69)を持ち、世界水泳福岡大会金メダルのタン・カイヨウ(中華人民共和国)が57秒76をマークし、自身のアジア競技大会記録を更新した。

女子200m個人メドレー

前回2018年ジャカルタ大会2位、東京2020金メダルの大橋悠依、16歳の日本のホープ成田実生(みお)の2名が出場し、成田が2分13秒93で予選1位、大橋が2分15秒66で予選5位となり決勝に進んだ。

決勝では、成田が背泳ぎ終了時の5位から追い上げ、平泳ぎでは全体のトップのタイムで先行する大橋をかわし4位に浮上。最後の自由形では全体の2位の好タイムで上位との1秒以上の差を詰めたものの2分10秒76でフィニッシュ。惜しくも3位と0秒40の差で4位に終わった。大橋は2分15秒01で6位だった。世界水泳福岡大会銅メダル、東京2020で5位の18歳、中華人民共和国のユー・イーティンが大橋の日本記録(2分07秒91)を上回る2分07秒75のアジア競技大会新記録で優勝。2位はロンドン2012金メダリストでアジア記録(2分07秒57)保持者のイェー・シーウェン(中華人民共和国)だった。

男子4x200m自由形リレー

前回2018年ジャカルタ大会金メダルで、この種目アジア記録(7分02秒26)を保持するトビウオジャパン。眞野秀成、本多灯(ともる)、田中大寛(たいかん)、松元克央(かつひろ)の4名が日本チームとして出場した。予選は7分13秒38で3位通過。

決勝は大韓民国、中華人民共和国との三つ巴の戦いとなった。第1泳者は眞野。2位を行く大韓民国のヤン・ジェフンに0秒28差の3位で本多につないだ。本多は、大韓民国に抜かれ2位に落ちた中華人民共和国と0秒06の差まで詰めて追い上げ、3番手の田中につないだ。しかし、田中が失速し、中華人民共和国に2秒差をつけられ3位のまま順位は変わらず。大韓民国は3番手に若手のキム・ウーミン、アンカーにキム・ゴンウとつなぐ。日本のアンカーは松元。しかし、最後は大韓民国チームが日本の持っていたアジア記録を破って7分01秒73の新記録で優勝した。日本は差を詰められず、7分06秒29で3位に終わった。中華人民共和国は2位だった。

トビウオジャパン、キャプテンの本多は、レース後のインタビューで「タイムが速くて驚いた」と、アジアのレベルの進歩を実感したことを語った。大韓民国はアジア新記録で優勝したが、破られた日本の記録は高速水着の着用が許された当時(2009年)のものだった。

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