バドミントン男女団体、準決勝で敗れるも銅メダル/アジア競技大会・杭州

前回の2018年大会で優勝し2連覇がかかった日本女子は銅メダル獲得。日本男子は2大会連続の銅メダルとなった。

1 執筆者 Chiaki Nishimura
Shida Matsu

10月8日の日程で行われているアジア競技大会で、バドミントン競技が3日目を迎えた9月30日、男女それぞれの団体準決勝が行われ、男女ともに中華人民共和国代表チームと対戦し、女子が1-3で、男子も1-3で地元チームの前に屈した。

男女ともに負けはしたものの、日本女子は2014年大会の銅メダル、2018年大会の金メダルに続く、3大会連続のメダル獲得。日本男子は2大会連続の銅メダルとなった。

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シダマツ、女子ダブルスの最強ペアを撃破

先に行われたのは、女子団体準決勝。第1試合の女子シングルスでは、前日の準々決勝で怪我のため途中棄権した日本のエース山口茜に代わって出場した大堀彩が、世界ランキング3位のチェン ユーフェイ(陳雨菲)を相手に1ゲームを奪うなど健闘したものの、1-2で敗北を喫した。

第2試合では志田千陽(ちはる)&松山奈未(なみ)コンビが躍動する。女子ダブルスで世界ランキング1位のチェン・チンチェン(陳清晨)&ジア・イーファン(賈一凡)ペアを相手に第1ゲームを落とした状況から、2ゲームを連取して逆転勝利をおさめた。

決して悪くはない流れだったものの、第3試合の女子シングルスで仁平菜月(にだいら・なつき)が世界ランキング5位のホー・ビンジャオ(何冰娇)に、第4試合では福島由紀&篠谷菜留ペアがツェン・ユ(鄭雨)&ツァン・シューシャン(張殊賢)に敗れて、1勝3敗で日本の敗退が決まった。

また、午後に行われた男子団体準決勝では、第1試合で男子シングルス世界ランキング4位の西本拳太が同6位のシー・ユーチー(石宇奇)を相手に2-1で勝利をおさめて、日本チームは良いスタートを切ったものの、第2試合では、同6位の保木卓朗&小林優吾が9月のチャイナ・オープンでも敗れていた同2位のリャン・ウェイケン(梁偉鏗)&ワン・チャン(王昶)を相手にストレート負けを喫して、1勝1敗。

第3試合、第4試合でも日本は勝利を挙げることができず、1勝3敗で敗退。銅メダルを獲得した。

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