写真: 2022 Getty Images
中華人民共和国・寧波で開催されているパリ2024オリンピック出場枠をかけた最後の戦いとなるアジアバドミントン選手権の3日目、4月11日。
女子シングルスで、大堀彩が東京2020銀メダリストで、2023年アジア王者のタイ・ツーイン(Chinese Taipei)を2-0(22-20、21-14)で下し、準々決勝進出を決めた。第1ゲームはツーインに常にリードを許すも、17点で追いつくと、デュースからの逆転勝ち。第2ゲームは3点目からポイント連取を繰り返し快勝した。大堀はこれまでツーインとの対戦で11戦中10戦黒星。なかなか勝てなかった相手にこのタイミングで勝利できたことは、パリへ向けて大きな自信につながることだろう。大堀は今大会1回戦で白星を挙げたことで、奥原希望との日本代表枠ポイントレースに決着がつき、パリ日本代表2枠目の安全圏に入っている。
男子シングルスでは、第4シードの奈良岡功大が、ジョン・ヒョクジン(大韓民国)に快勝。今年3月に日本大学を卒業し、4月からNTT東日本にプロ契約を結んでから初の大舞台で、1・2回戦ともにストレート勝ちし、順調なスタートを切っている。
一方で、西本拳太は世界ランキング2位のシー・ユーチ(中華人民共和国)に 0-2(15-21、15-21)でストレート負け。準々決勝進出ならず、アジア選手権を後にした。
2023年5月に開始したオリンピック出場をかけた「Road to Paris」ランキングのポイント獲得期間が4月28日で終了を迎えることから、実質今大会がパリ2024へのランキングポイントを重ねるための最後の大会となる。オリンピックイヤーのアジア王者決定戦、熱戦は4月14日の決勝まで続く(4月30日でランキング最終確定)。
※オリンピック各国代表の編成に関しては国内オリンピック委員会(NOC)が責任を持っており、パリ2024への選手の参加は、選手が属するNOCがパリ2024代表選手団を選出することにより確定する。
すでに今大会出場前からパリ2024への切符を安全圏に押さえている、オリンピックランキング3位・日本勢最上位の女子ダブルス「シダマツ」こと志田千陽&松山奈未ペアは、初対戦となるタニシャ・クラスト&アシュウィニ・ポンナッパ(インド)ペアにリズムをつかめず第1ゲーム中盤押される場面があるも、焦ることなく軌道修正。第2ゲームでは連続ポイント9点で序盤から一気に引き離し、そのままゲームカウント2-0(21-17、21-12)で勝利。準々決勝に駒を進めた。
また、2023年全日本総合バドミントン選手権王者ペアの櫻本絢子&宮浦玲奈は、第5シードのキム・ソヨン&コン・ヒヨン(大韓民国)を相手に、2‐1(15-21、21-15、23-21)フルセットでデュースまで持ち込み、勝利している。
同日午前中に開催された混合ダブルスでは、金子祐樹&松友美佐紀が第8シードのタン・チュンマン&ツェ・インスェット(ホンコン・チャイナ)に第1ゲームを先取するが、その後連続で落として逆転負け。
午後には、男子ダブルスの岡村洋輝&三橋健也が、第4シードのアーロン・チア&ソー・ウーイック(マレーシア)を相手に対戦。第2ゲームで巻き返すも、第3ゲーム序盤から勢いに押されて1-2(18-21、21-14、14-21)で敗退。
遠藤彩斗&武井優太も、第3シードのリャン・ウェイケン(梁偉鏗)&ワン・チャン(王昶/中華人民共和国)に対し、ゲームカウント0-2で敗れた。
昨年のベスト4の成績を上回ることを目指している男子ダブルスの「ホキコバ」こと保木卓朗&小林優吾は、チン・ヨン&ナ・ソンスン(大韓民国)を2‐0(21-5、22-20)で下して準々決勝進出。
女子ダブルスの「ナガマツペア」こと永原和可那&松本麻佑は、チャン・チンフイ&ヤン・チントゥン(Chinese Taipei)を相手に2‐0(21-16、21-6)と快勝をおさめた。
混合ダブルスの東京2020銅メダリスト「わたがし」の愛称を持つ、渡辺勇大&東野有紗は、ヤン・ポーシャン&フー・リンファン(Chinese Taipei)をストレート勝ち(21-13、21-10)で下している。
女子シングルスで日本No.1の山口茜は、東京2020オリンピック 1回戦でストレート勝ちしたキム・ガウン(大韓民国)と再対戦。ガウンが1ゲーム目を終えた時点でリタイアしたため、1ゲームを先取していた山口はそのまま準々決勝に進んだ。
アジアバドミントン選手権、2日目・4月10日の結果はこちら。
以下、すべて現地時間(日本は+1時間)。競技日程は変更になる場合もある。
アジアバドミントン連盟公式Facebookアカウントでライブ視聴可能。
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