ベルギー北部に位置する都市アントワープにて、第52回世界体操競技選手権大会(世界体操2023)が現地時間9月30日から10月8日までの9日間にわたって開催される。
日本からは、Tokyo2020男子個人総合で金メダルに輝く橋本大輝、団体銀メダリストメンバーの萱和磨、女子ではエースとしてその成長が期待される宮田笙子や世界体操2021種目別平均台で金メダルを獲得した芦川うららなど、男女それぞれ5名、合計10名の日本代表選手が出場する。また世界体操2023は、開幕まで1年を切ったパリ2024の出場枠をかけた争いでもあり、とくにオリンピック行きを確定していない女子チームにとっては、重要な大会となる。
ここでは、体操のワールドタイトルだけでなくパリ行きのチケット争いも注目となる世界体操2023の日程や放送予定、日本代表選手を一覧にして紹介しよう。
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■放送予定
※2023年9月25日時点
- 地上波:テレビ朝日系列(生中継 ※一部日程でディレイ放送)
- BS/CS:CSテレ朝チャンネル2(生中継)
- ネット:未定
■競技日程
※現地と日本の時差は −7時間
* 実施種目
- 7日:(女子)跳馬、段違い平行棒(男子)ゆか、あん馬、つり輪
- 8日:(女子)平均台、ゆか(男子)跳馬、平行棒、鉄棒
■日本代表選手
世界体操2023には、日本を含む80の国と地域より、500名近くの選手が出場する予定だ。
また、今大会は開幕まで1年を切ったパリ2024の出場枠をかけた争いでもあり、男女ともに世界体操2022で権利を得ていない団体予選の成績上位9チームにオリンピック出場権が付与される。
TEAM JAPANで言うと、男子は世界体操2022で2位のチーム成績を収めたことから、すでにパリ2024の団体出場権を獲得している。一方、来夏のオリンピック行きを確定させていない女子にとっては、この世界体操2023でフランス行きのチケットを手にすることができるか、大変重要な大会となる
注目の世界体操2023日本代表選手10名は、以下の通り。
※8月21日:怪我のため渡部葉月から畠田千愛へ交代
※9月29日:怪我のため三輪哲平から杉本海誉斗へ交代