4月14日、アジアサッカー連盟(AFC)は、5月と6月に予定されているすべての主催試合と大会を延期することを発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大を受け、各国政府より制定されている予防措置と渡航制限の継続を延期の理由として挙げている。
2020年シーズンのACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)本戦には日本から、横浜Fマリノス、ヴィッセル神戸、FC東京の3チームが出場している。新型コロナウイルスの影響で、AFCは既に3月と4月の全試合を延期しているが、代替日程については未定となっている。AFCは今後について、「加盟協会と協議を継続し、ACLとAFCカップのグループステージ全試合を実施するために、あらゆる選択肢を模索していく」と説明した。また、今回の主催試合延期決定について、「今回の決定は、選手、参加チーム、関係者、ファンをはじめとする全ての関係者の安全と健康を確保するための取り組みを強化する」と強調し、「今後も新型コロナウイルス感染症の流行を注視していきたいと考えている」としている。