第76回全日本体操種目別選手権が6月18日から19日に東京体育館(東京都渋谷区)で開催され、19日は男女決勝を実施した。男子平行棒は北園丈琉(徳洲会体操クラブ/星槎大学)が14.966点で優勝。2位に川上翔平(同)、3位に谷川翔(セントラルスポーツ)が続いた。男子鉄棒は川上翔平が制している。Tokyo2020男子個人総合と種目別・鉄棒で金メダルに輝いた橋本大輝(順天堂大学)は、ゆかで3位、鉄棒で6位、あん馬で7位となっている。
女子では山口幸空(米田功体操クラブ/星槎中学校)が平均台とゆかの2冠。跳馬は牛奥小羽(レジックスポーツ)、段違い平行棒は深沢こころ(筑波大学)が制した。
第76回全日本体操種目別選手権後には、第51回世界体操競技選手権大会(イギリス・リバプール/10月29日‐11月6日)日本代表選手の男女残り2枠ずつが発表された。男子は谷川航(セントラルスポーツ)と谷川翔(セントラルスポーツ)、女子は女子は坂口彩夏(日本体育大学)と深沢こころ(筑波大学)が選出されている。
全日本体操種目別選手権前の時点で内定済みの選手を含め、世界体操選手権日本代表選手は以下の通り。
■第51回世界体操競技選手権大会日本代表選手
【男子】
- 橋本大輝(順天堂大学)
- 神本雄也(コナミスポーツ)
- 土井陵輔(日本体育大学)
- 谷川航(セントラルスポーツ)
- 谷川翔(セントラルスポーツ)
【女子】
- 宮田笙子(鯖江体操スクール)
- 笠原有彩(レジックスポーツ)
- 山田千遥(朝日生命体操クラブ)
- 坂口彩夏(日本体育大学)
- 深沢こころ(筑波大学)
6月17日から18日には、第36回世界トランポリン競技選手権大会 日本代表最終選考会も東京体育館で行われた。男子は井関駿太(星稜クラブ)、女子は宇山芽紅(スポーツクラブテン・フォーティ)が優勝した。世界トランポリン選手権日本代表選手は以下の通り。
■第36回世界トランポリン競技選手権大会日本代表選手
【男子】
- ⻄岡隆成(近畿大学/アベノジュニアトランポリンクラブ)
- 井関駿太(星稜クラブ)
- 石川和(ヒロセホールディングス株式会社)
- 永田信弥(極東油業株式会社/アベノジュニアトランポリンクラブ)
- 宮野隼人(金沢学院大学クラブ)
- 谷口遼平(トランポリンクラブ)※補欠
【女子】
- 宇山芽紅(スポーツクラブテン・フォーティ)
- 桐生莉沙(大泉スワロー体育クラブ)
- 森ひかる(TOKIOインカラミ)
- 太村成見(相好トランポリンクラブ)
- 佐竹玲奈(Les Fiertés)
- 田中沙季 (金沢学院大学クラブ)※補欠